ドラッガー。 ドラッカーの名言・格言集。マネジメントとは?

ドラッカーの名言・格言集。マネジメントとは?

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マネジメントとは 経営学の世界において、「マネジメント」という言葉は経営学者のピーター. ドラッカーが広めた概念とされています。 ドラッカーの定義によると、マネジメントとは、「組織に成果をあげさせるための道具、機能、機関」と されています。 「マネジメント」という言葉を直訳すると、「経営」や「管理」という言葉になります。 具体的には、組織においての 「ヒト・モノ・カネ」を効率的に経営・管理するということです。 マネジメントを実際に行う人のことをマネージャーといいます。 「マネージャー」は、ドラッカーの定義によると、「組織の成果に責任を持つ者」とされています。 「マネジメント」と「リーダーシップ」のちがい 似たニュアンスをもつ2つの言葉のちがいに関しては、諸説あり、今もなお研究がすすめられています。 一般的に、リーダーシップとは、「未来に向けて取り組み、リーダーの人間性によって人を動かすこと」、マネジメントとは、「現在もしくは、短期的な取り組みにおいて、地位による権限や組織の規則によって人を動かすこと」とそれぞれ言われています。 このように、「マネジメント」と「リーダーシップ 」は、両者とも「人を動かすこと」を意味しますが、ドラッカーは「マネジメント力を上位概念としてリーダーシップ力をその下に紐づける」と定義しています。 マネジメントの役割・仕事内容 目標の設定 マネジメントの目的は、設定した目標に沿って組織を運営していくことです。 そのためには、まず初めに目標を最初に立てて、向かうべき方向を示す必要があります。 組織の構築 目標達成のために必要な仕事を分類し、それぞれの職能別の組織を構築し、そのために必要な人選も行います。 評価 部下の仕事に対して、評価する基準を整えなくてはなりません。 それにより、モチベーションなどを効率的にコントロールすることで全体の業績をあげることができます。 人材育成 人材は、企業にとってとても重要な経営資源です。 人材を育てることで、チームの業績の向上に繋がることから、人材育成は何よりも重要とされています。 マネージャーに必要な5つの基本能力 ドラッカーの『マネジメント 基本と原則』にて紹介されている、マネージャーに必要となる5つの能力について解説します! 目標を設定する能力 ドラッカーは、目標に深く広く向き合い、具体的で適切な設定する能力が必要だと述べています。 目標を設定するにあたり、目標の種類を認識しておくことは大切です。 ドラッカーの言うマネジメント理論では、以下のような分類がされています。 短期的目標の期間は、長期目標のスパンの長さに準じて変動していきます。 本人の環境や境遇、立場といった条件の関わり方でその長さは変動していきます。 具体的には、才能や能力、習慣などのことを指します。 また、その目標に向けている途中で起こり得る悩みや問題への対応にも、注力していくことになります。 組織化する能力 ドラッカーは、人的資源の強みを発揮し、弱みを削ぎ落とすことの必要性を強調します。 つまり、マネージャーは、適切な人材配置と意思決定を行なう人材選定を行い、組織化を図る能力が求められます。 組織のあらゆる強みを活かして弱みを消し、組織全体を機能させる能力が必要になります。 コミュニケーション能力 ドラッカーは、コミュニケーションを情報伝達の手段としてではなく、「知覚」「期待」「欲求」という言葉を用いて表現しています。 つまり、相手に対して、情報を与えるだけでなく、知覚させることが重要になります。 マネージャーには、組織の成果を上げるための高いコミュニケーション能力が求められます。 メンバーと情報伝達だけにとどまらないコミュニケーションをしっかりと取り、仕事を遂行していく上で障害になり得るものを取り除いたり、メンバーの意欲を高めたりするようなヒアリングを行っていくことが必要です。 評価測定能力 マネージャーには、組織の基礎単位である個人を評価測定する能力が求められます。 人には理想や目的、ニーズがありそれらを満たさなければならず、この個人の欲求を満たすものが賞や罰、各種の奨励策、抑止策に該当すると、ドラッカーは語っています。 問題解決能力 マネージャーには、問題を見極め、適切に対処する能力が求められます。 組織での問題とは、必ずしもネガティブな側面ばかりではなく、成果を出して前進するための可能性でもあるとされています。 ドラッカーの名言から読み取る、マネージャーに求められる資質 ドラッカーは著書「経営の真髄」の中で、マネージャーに求められる資質について以下のように述べています。 「人のマネジメントに関わる能力、たとえば議長役や面接の能力は学ぶことができる。 管理体制、昇進制度、報酬制度を通じて、人材育成に有効な施策を講ずることもできる。 だが、それだけでは十分ではない。 スキルの向上や仕事の理解では補うことのできない、ある根本的な一つの資質が必要である。 人としての真摯さである。 最近は、愛想をよくすること、人を助けること、人付き合いをよくすることが、マネジメントの資質として重視されている。 だが、そのようなことで十分なはずがない。 事実、うまくいっている組織には、必ず一人は、手をとって助けもせず、人付き合いもよくない者がいる。 この種の人間は、気難しいくせにしばしば人を育てる。 好かれている者よりも尊敬を集める。 一流の仕事を要求し、自らにも要求する。 基準を高く定め、それを守ることを期待する。 何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。 自ら知的な能力を持っているが、真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない」 ドラッカーは、スキルや能力、愛想の良さよりも「真摯さ」がマネージャーの資質として重要であると述べています。 「真摯」とは、まじめ、熱心、誠実などを意味する言葉です。 ドラッカーは「誠実に仕事に取り組み、成果をあげようとするひたむきな姿勢」が大切であると伝えたかったのかもしれません。 マネージャーには、必ず成果をあげるという強い意思を持って仕事に取り組み、成果をあげるために何をするべきかを考えて判断することが求められます。 部下を評価するときも、プロセスではなく成果を評価することが大切です。 プロセスを評価してしまうと、部下は良いプロセスを見せることを重視するようになり、結果を真剣に追い求めなくなってしまう恐れがあります。 まとめ いかがだったでしょうか。 今回は、マネジメントの意味や役割、ドラッカーが提唱したマネジメントに必要な5つの基本能力、マネージャーに求められる資質について解説しました。 マネージャーに必要な能力や資質を身に付けるために、是非当記事を参考にしてみてください。

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ドラッカー ~5つの質問~【第1回】企業に不可欠な5つのこと

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ドラッカーの『マネジメント』 に載っている 三人の石切工の話しです。 有名な話なので聞いたことがあるかもしれません。 今回は少しアレンジしました。 むかし、むかしのこと 一人の男が、旅の途上で 石を切り出している場所を通りかかりました。 そこでは、 三人の石工が働いていました。 その仕事に興味を持った旅人は、 一人目の石工に尋ねました。 「あなたは、何をしているのですか?」 その石工は、 つまらなそうな顔をして答えました。 「お金を稼ぐためさ!」 旅人は、二人目の石工に、 同じ事を尋ねました。 「あなたは、何をしているのですか?」 二人目の石工は 汗を拭(ぬぐ)いながら、こう答えました。 「この大きくて固い石を切る為に、 悪戦苦闘しているのさ!」 旅人は、三人目の石工に、 同じ事を尋ねました。 「あなたは、何をしているのですか?」 三人目の石工は、 目を輝かせ、こう答えました。 「私が切り出したこの石で、 多くの人々の、 心の安らぎの場となる 教会が出来るのです!」 三人いれば 三人とも、みんなちがう 何に フォーカスするのか? それによって作業(仕事)の質も変わります。 もし、この旅人の問いかけが 「あなたは、何をしているのですか?」 ではなく・・・ 「この石で何ができるんですか?」 「それができると 村人は何を手に 入れることができますか?」 など、 ゴール(教会が建つこと)や ゴールの先にあるもの(村人が安らいでいる)に 質問を使ってフォーカスを変えることができたら ステキなことだと思いませんか? その問への答えは あなたの想像におまかせしますが、 会話の最後に、三人の石工が・・・ 「私は、その素晴らしい教会を夢見て、 石を切り出しているのです!」 と答えたとしたら・・・ 作業は 仕事となり、 仕事は 志事(ミッション)となります。 特に一人目と二人目の職人の 切り出す石の量にも 影響するにちがいないと思うのは 私だけでしょうか。。。 効果的な質問を使えば、 フォーカスするところが変わります。 フォーカスを変えると 作業を志事(ミッション)に変えることができます。 「一生懸命やっているのに結果が出ない」 「その結果をクヨクヨ悩んでしまう」 「いつも苦手なタイプをつくってしまう」 「人生に充実感を感じない」 などなど、私達はどういうわけか無意識のうちにネガティブな生き方を選択してしまう傾向にあります。 それはあなたが毎日の生活の中で、自分で自分の脳にプログラムした結果です。 この講座では、脳科学を駆使し、人生を望む方向へシフトする効果的な7つのメソッドをお伝えします。 <<脳の7つの基本メソッド>> 1. ミラーニューロンの法則 2. 質問の法則 3. 焦点化の法則 4. ラポール(心の架け橋)の法則 5. リフレーミングの法則 6. 逆算時間術の法則 7. 未来記憶の法則.

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ドラッカーのマネジメント論!必要な能力5つ

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ドラッガー理論を看護マネジメントに活かす方法 マネジメントの発明者といわれるドラッカー(Peter Ferdinand Drucker,)。 看護師さんがマネジメントを学ぶとき、ドラッガーの著書を手にされる方も多いようです。 しかし「理論は納得できるけれど、臨床現場でうまく活用できない」とか「企業と病院は違うので、どこか内容に違和感がある」という声を耳にします。 そこで今回は、ドラッガー理論を医療現場の視点を交えてやさしくひも解き、看護マネジメントに活かす方法を考えてみたいと思います。 管理という言葉のプレッシャー 「看護管理学」という学問があるように、看護の業界ではマネジメントに対して「管理」という言葉が一般的に使われているようです。 しかしこの「管理」という言葉がマネージャーのみなさんを苦しめているのではではないでしょうか。 そもそもマネジメントとは経営あるいは管理と訳せますが、これを管理と訳すことで、マネージャーは管理する人、すなわち全てを把握してコントロールする人というイメージをしてしまいがちです。 そんなイメージを持ってマネジメントをすることによって、自分を苦しめるばかりではなく、組織の広がりがなくなっていきます。 マネージャーとは組織を経営する人です。 では、組織を経営するとはどういうことでしょう?それをドラッガーの理論をなぞりながら考えていくことにしましょう。

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