岩倉 市 商工会。 岩倉市商工会

【6月8日更新】岩倉テイクアウト応援プロジェクトを実施しています!!

岩倉 市 商工会

岩倉市内で空き家となっていた建物を拠点に活動するtebayo 愛知県岩倉市の中心部から少し外れた住宅街に、築40年以上の古い平屋の建物がある。 住む人がいなくなって10年以上が経過したこの空き家を拠点に、2016年から地域活性化に取り組むプロジェクトが始動した。 名前は「tebayo(てばよ)」。 地元市役所や商工会に勤務する20代3人が始めた同プロジェクトは、年齢や業種の垣根を越えて多様な人が集う交流の場となっている。 2016年3月20日、初のイベントを開催して以来、通算100回あまりの企画を実施してきた「tebayo」。 社会福祉協議会の職員や市民活動団体の人など、岩倉に関わっている人から街に対する想いを聞く『まちに関わる人の話を聞くってばよ!』や、単に雑談しながら食事をするだけという『夕食を食べるってばよ!』など、取り扱うテーマはどれも独創的でとにかく幅広い。 すべてのイベントの根幹は「3人が興味を持ったコト・モノ」だ。 また、tebayo内で使っている雑貨や日用品、提供する飲食物は、すべて岩倉市の店舗から購入している。 岩倉市の魅力を知るきっかけをつくり、気兼ねなく地域の人たちが交流でき、さらに岩倉の魅力を市内外へPRできる場を提供するのが狙いだという。 長野県塩尻市のプロジェクト「nanoda(なのだ)」に共感した3人が一念発起 今年1月に開催された『まちに関わる人の話を聞くってばよ! 7〜名古屋コーチン編〜』の様子。 懇親会では名古屋コーチンを使った「ひきずり」をみんなで堪能した。 「tebayo」が立ち上がったのは、2015年、岩倉市役所に勤務する金森隆さんが、「面白い講演があるから行ってみよう」と、同じく市役所勤務の真野友貴さん、岩倉市商工会で働いていた加藤昴一さんの2人を誘ったのがきっかけだ。 講演の内容は、長野県塩尻市役所職員の山田崇さんが、2012年から地元で始めた空き家プロジェクト「nanoda(なのだ)」について。 有志で出し合った資金を元手に空き店舗を借り、そこでさまざまなイベントを仕掛けるという活動である。 この考えに共感した3人は、「岩倉でもやってみたい!」と意気投合し、さっそく市内で空き家探しをスタートさせた。 なかなかいい物件が見つからず活動拠点がない状態が続いたが、地元の市民団体の会長に相談したところ、所有する空き家を使わせてもらえることになり、プロジェクトが本格的に動きだした。 まずは空き家をきれいにする必要があったことから、初回のイベントは『お掃除するってばよ!』に決定。 SNSや口コミでの告知のみだったが、掃除道具を手にして13名が集まり、長年使われていなかった空き家を蘇らせることができた。 今年は「ゲームミュージック」をテーマにしたイベントも 今年、2020年2月12日には、「tebayo」の本拠地である古民家に、総勢15名の男女が集まった。 この日のイベント名は、『ゲームミュージックを語るってばよ!』。 若い世代を中心に愛好家の多いゲームミュージックについて語るイベントだ。 まず登壇したのは、ゲーム音楽専門の弦楽合奏団体「名古屋ゲームミュージックストリングス」の指揮者や編曲担当を務める「ざくを」こと北村さん。 60名ほどが所属する同楽団の活動内容や想い、年1回行っている定期演奏会での演奏タイトルなどが紹介された。 続いて登壇したイベント企画者の鈴木さんは、人気ゲームの画面をほうふつとさせるユニークなスライドを使いながら、人気の作曲家やお気に入りの音楽について熱弁をふるった。 その後行われた懇親会では、参加者が一人ひとり「自分の好きなゲーム」や「印象に残ったタイトル」を順番に発表。 その都度「なるほどね~」「いいよね~」といった声が上がるなど、終始和やかな雰囲気に包まれたまま、時間を忘れて談笑を楽しんでいた。 2020年3月20日で4周年を迎えた「tebayo」。 公務員でありながら、プライベートの時間を使って「tebayo」の共同代表を務める金森さんは、市役所での仕事とは完全に切り離して活動に取り組んでいる。 「市役所で新たな企画を行うときには、どうしても機動的に動けないケースが多い。 一方でtebayoはあくまでプライベートの活動ですから、スピード感を持って取り組むことができるのがメリットですね」と話す。 イベントへの参加費はすべて運営資金に充てられ、「赤字が出て自分たちの財布から補填することもあります」と笑う金森さん。 それでも「ここでつながった縁が本業に活かせる部分もありますし、自分にとっても貴重な経験ができる場になっています」と話す。 現在、会計事務所で勤務しながら共同代表を続ける加藤さんは、「3人が抱いている『岩倉市をよくしたい』という想いは同じ。 時にはぶつかることもありますけど、今後も一人ひとりの個性や持ち味を活かしながら、地元を盛り上げていければと思いますね。 特に私個人は、無理なくゆるく、地域のお店や会社にスポットを当てていける活動ができたらいいなと思っています」と抱負を語る。 また、真野さんも「今後も無理をせず、ゆるく長くこの活動を続けていきたい。 イベントは誰でも参加OKなので、多くの方に参加してもらいたいと思います。 そしてイベントに参加してくれた方が岩倉市に興味を持ったり、新しい魅力を発見してもらえると嬉しく思います」と話してくれた。 昨年末に開催された大掃除イベント。 参加者の協力を得ながら建物の管理を行っている 共同代表の3人は、「tebayo」を通じて空き家の可能性を強く感じているという。 「空き家にしておくのは本当にもったいない。 街の負の遺産ではなく、大切な資産として活用できれば、もっといろんなことができるはずです。 例えば、高齢者の居場所づくりでもいい。 オーナーさんの意識さえ変われば、空き家はいろんな可能性を秘めていると思います」と話す金森さん。 また、加藤さんも「空き家は活用の仕方ひとつで地域の資産になる」と語る。 「例えば、チャレンジショップのような形にして、創業希望者に貸し出し、お店を始めるための第1歩の場にするなど、色んな活用の形があるはずです」。 「tebayo」の拠点となった空き家は、掃除イベントで快適に使える環境を整えたものの、大規模な改修工事は行っていない。 各地で見られる空き家活用はリノベーションが前提となるケースが多いが、建物の性能に問題がなければ、大きな改修をせずともアイデア次第で活用の道がたくさんあることを示してくれている。 新型コロナの影響により、イベントを自粛せざるを得ない状況が続く「tebayo」。 それでも、状況が好転した後は、地域の人たちを「ゆるくつなげる場」を提供し、改めて地元に活気をもたらしてくれるに違いない。

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岩倉 市 商工会

岩倉市内で空き家となっていた建物を拠点に活動するtebayo 愛知県岩倉市の中心部から少し外れた住宅街に、築40年以上の古い平屋の建物がある。 住む人がいなくなって10年以上が経過したこの空き家を拠点に、2016年から地域活性化に取り組むプロジェクトが始動した。 名前は「tebayo(てばよ)」。 地元市役所や商工会に勤務する20代3人が始めた同プロジェクトは、年齢や業種の垣根を越えて多様な人が集う交流の場となっている。 2016年3月20日、初のイベントを開催して以来、通算100回あまりの企画を実施してきた「tebayo」。 社会福祉協議会の職員や市民活動団体の人など、岩倉に関わっている人から街に対する想いを聞く『まちに関わる人の話を聞くってばよ!』や、単に雑談しながら食事をするだけという『夕食を食べるってばよ!』など、取り扱うテーマはどれも独創的でとにかく幅広い。 すべてのイベントの根幹は「3人が興味を持ったコト・モノ」だ。 また、tebayo内で使っている雑貨や日用品、提供する飲食物は、すべて岩倉市の店舗から購入している。 岩倉市の魅力を知るきっかけをつくり、気兼ねなく地域の人たちが交流でき、さらに岩倉の魅力を市内外へPRできる場を提供するのが狙いだという。 長野県塩尻市のプロジェクト「nanoda(なのだ)」に共感した3人が一念発起 今年1月に開催された『まちに関わる人の話を聞くってばよ! 7〜名古屋コーチン編〜』の様子。 懇親会では名古屋コーチンを使った「ひきずり」をみんなで堪能した。 「tebayo」が立ち上がったのは、2015年、岩倉市役所に勤務する金森隆さんが、「面白い講演があるから行ってみよう」と、同じく市役所勤務の真野友貴さん、岩倉市商工会で働いていた加藤昴一さんの2人を誘ったのがきっかけだ。 講演の内容は、長野県塩尻市役所職員の山田崇さんが、2012年から地元で始めた空き家プロジェクト「nanoda(なのだ)」について。 有志で出し合った資金を元手に空き店舗を借り、そこでさまざまなイベントを仕掛けるという活動である。 この考えに共感した3人は、「岩倉でもやってみたい!」と意気投合し、さっそく市内で空き家探しをスタートさせた。 なかなかいい物件が見つからず活動拠点がない状態が続いたが、地元の市民団体の会長に相談したところ、所有する空き家を使わせてもらえることになり、プロジェクトが本格的に動きだした。 まずは空き家をきれいにする必要があったことから、初回のイベントは『お掃除するってばよ!』に決定。 SNSや口コミでの告知のみだったが、掃除道具を手にして13名が集まり、長年使われていなかった空き家を蘇らせることができた。 今年は「ゲームミュージック」をテーマにしたイベントも 今年、2020年2月12日には、「tebayo」の本拠地である古民家に、総勢15名の男女が集まった。 この日のイベント名は、『ゲームミュージックを語るってばよ!』。 若い世代を中心に愛好家の多いゲームミュージックについて語るイベントだ。 まず登壇したのは、ゲーム音楽専門の弦楽合奏団体「名古屋ゲームミュージックストリングス」の指揮者や編曲担当を務める「ざくを」こと北村さん。 60名ほどが所属する同楽団の活動内容や想い、年1回行っている定期演奏会での演奏タイトルなどが紹介された。 続いて登壇したイベント企画者の鈴木さんは、人気ゲームの画面をほうふつとさせるユニークなスライドを使いながら、人気の作曲家やお気に入りの音楽について熱弁をふるった。 その後行われた懇親会では、参加者が一人ひとり「自分の好きなゲーム」や「印象に残ったタイトル」を順番に発表。 その都度「なるほどね~」「いいよね~」といった声が上がるなど、終始和やかな雰囲気に包まれたまま、時間を忘れて談笑を楽しんでいた。 2020年3月20日で4周年を迎えた「tebayo」。 公務員でありながら、プライベートの時間を使って「tebayo」の共同代表を務める金森さんは、市役所での仕事とは完全に切り離して活動に取り組んでいる。 「市役所で新たな企画を行うときには、どうしても機動的に動けないケースが多い。 一方でtebayoはあくまでプライベートの活動ですから、スピード感を持って取り組むことができるのがメリットですね」と話す。 イベントへの参加費はすべて運営資金に充てられ、「赤字が出て自分たちの財布から補填することもあります」と笑う金森さん。 それでも「ここでつながった縁が本業に活かせる部分もありますし、自分にとっても貴重な経験ができる場になっています」と話す。 現在、会計事務所で勤務しながら共同代表を続ける加藤さんは、「3人が抱いている『岩倉市をよくしたい』という想いは同じ。 時にはぶつかることもありますけど、今後も一人ひとりの個性や持ち味を活かしながら、地元を盛り上げていければと思いますね。 特に私個人は、無理なくゆるく、地域のお店や会社にスポットを当てていける活動ができたらいいなと思っています」と抱負を語る。 また、真野さんも「今後も無理をせず、ゆるく長くこの活動を続けていきたい。 イベントは誰でも参加OKなので、多くの方に参加してもらいたいと思います。 そしてイベントに参加してくれた方が岩倉市に興味を持ったり、新しい魅力を発見してもらえると嬉しく思います」と話してくれた。 昨年末に開催された大掃除イベント。 参加者の協力を得ながら建物の管理を行っている 共同代表の3人は、「tebayo」を通じて空き家の可能性を強く感じているという。 「空き家にしておくのは本当にもったいない。 街の負の遺産ではなく、大切な資産として活用できれば、もっといろんなことができるはずです。 例えば、高齢者の居場所づくりでもいい。 オーナーさんの意識さえ変われば、空き家はいろんな可能性を秘めていると思います」と話す金森さん。 また、加藤さんも「空き家は活用の仕方ひとつで地域の資産になる」と語る。 「例えば、チャレンジショップのような形にして、創業希望者に貸し出し、お店を始めるための第1歩の場にするなど、色んな活用の形があるはずです」。 「tebayo」の拠点となった空き家は、掃除イベントで快適に使える環境を整えたものの、大規模な改修工事は行っていない。 各地で見られる空き家活用はリノベーションが前提となるケースが多いが、建物の性能に問題がなければ、大きな改修をせずともアイデア次第で活用の道がたくさんあることを示してくれている。 新型コロナの影響により、イベントを自粛せざるを得ない状況が続く「tebayo」。 それでも、状況が好転した後は、地域の人たちを「ゆるくつなげる場」を提供し、改めて地元に活気をもたらしてくれるに違いない。

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岩倉市のお店応援プロジェクト

岩倉 市 商工会

岩倉市内で空き家となっていた建物を拠点に活動するtebayo 愛知県岩倉市の中心部から少し外れた住宅街に、築40年以上の古い平屋の建物がある。 住む人がいなくなって10年以上が経過したこの空き家を拠点に、2016年から地域活性化に取り組むプロジェクトが始動した。 名前は「tebayo(てばよ)」。 地元市役所や商工会に勤務する20代3人が始めた同プロジェクトは、年齢や業種の垣根を越えて多様な人が集う交流の場となっている。 2016年3月20日、初のイベントを開催して以来、通算100回あまりの企画を実施してきた「tebayo」。 社会福祉協議会の職員や市民活動団体の人など、岩倉に関わっている人から街に対する想いを聞く『まちに関わる人の話を聞くってばよ!』や、単に雑談しながら食事をするだけという『夕食を食べるってばよ!』など、取り扱うテーマはどれも独創的でとにかく幅広い。 すべてのイベントの根幹は「3人が興味を持ったコト・モノ」だ。 また、tebayo内で使っている雑貨や日用品、提供する飲食物は、すべて岩倉市の店舗から購入している。 岩倉市の魅力を知るきっかけをつくり、気兼ねなく地域の人たちが交流でき、さらに岩倉の魅力を市内外へPRできる場を提供するのが狙いだという。 長野県塩尻市のプロジェクト「nanoda(なのだ)」に共感した3人が一念発起 今年1月に開催された『まちに関わる人の話を聞くってばよ! 7〜名古屋コーチン編〜』の様子。 懇親会では名古屋コーチンを使った「ひきずり」をみんなで堪能した。 「tebayo」が立ち上がったのは、2015年、岩倉市役所に勤務する金森隆さんが、「面白い講演があるから行ってみよう」と、同じく市役所勤務の真野友貴さん、岩倉市商工会で働いていた加藤昴一さんの2人を誘ったのがきっかけだ。 講演の内容は、長野県塩尻市役所職員の山田崇さんが、2012年から地元で始めた空き家プロジェクト「nanoda(なのだ)」について。 有志で出し合った資金を元手に空き店舗を借り、そこでさまざまなイベントを仕掛けるという活動である。 この考えに共感した3人は、「岩倉でもやってみたい!」と意気投合し、さっそく市内で空き家探しをスタートさせた。 なかなかいい物件が見つからず活動拠点がない状態が続いたが、地元の市民団体の会長に相談したところ、所有する空き家を使わせてもらえることになり、プロジェクトが本格的に動きだした。 まずは空き家をきれいにする必要があったことから、初回のイベントは『お掃除するってばよ!』に決定。 SNSや口コミでの告知のみだったが、掃除道具を手にして13名が集まり、長年使われていなかった空き家を蘇らせることができた。 今年は「ゲームミュージック」をテーマにしたイベントも 今年、2020年2月12日には、「tebayo」の本拠地である古民家に、総勢15名の男女が集まった。 この日のイベント名は、『ゲームミュージックを語るってばよ!』。 若い世代を中心に愛好家の多いゲームミュージックについて語るイベントだ。 まず登壇したのは、ゲーム音楽専門の弦楽合奏団体「名古屋ゲームミュージックストリングス」の指揮者や編曲担当を務める「ざくを」こと北村さん。 60名ほどが所属する同楽団の活動内容や想い、年1回行っている定期演奏会での演奏タイトルなどが紹介された。 続いて登壇したイベント企画者の鈴木さんは、人気ゲームの画面をほうふつとさせるユニークなスライドを使いながら、人気の作曲家やお気に入りの音楽について熱弁をふるった。 その後行われた懇親会では、参加者が一人ひとり「自分の好きなゲーム」や「印象に残ったタイトル」を順番に発表。 その都度「なるほどね~」「いいよね~」といった声が上がるなど、終始和やかな雰囲気に包まれたまま、時間を忘れて談笑を楽しんでいた。 2020年3月20日で4周年を迎えた「tebayo」。 公務員でありながら、プライベートの時間を使って「tebayo」の共同代表を務める金森さんは、市役所での仕事とは完全に切り離して活動に取り組んでいる。 「市役所で新たな企画を行うときには、どうしても機動的に動けないケースが多い。 一方でtebayoはあくまでプライベートの活動ですから、スピード感を持って取り組むことができるのがメリットですね」と話す。 イベントへの参加費はすべて運営資金に充てられ、「赤字が出て自分たちの財布から補填することもあります」と笑う金森さん。 それでも「ここでつながった縁が本業に活かせる部分もありますし、自分にとっても貴重な経験ができる場になっています」と話す。 現在、会計事務所で勤務しながら共同代表を続ける加藤さんは、「3人が抱いている『岩倉市をよくしたい』という想いは同じ。 時にはぶつかることもありますけど、今後も一人ひとりの個性や持ち味を活かしながら、地元を盛り上げていければと思いますね。 特に私個人は、無理なくゆるく、地域のお店や会社にスポットを当てていける活動ができたらいいなと思っています」と抱負を語る。 また、真野さんも「今後も無理をせず、ゆるく長くこの活動を続けていきたい。 イベントは誰でも参加OKなので、多くの方に参加してもらいたいと思います。 そしてイベントに参加してくれた方が岩倉市に興味を持ったり、新しい魅力を発見してもらえると嬉しく思います」と話してくれた。 昨年末に開催された大掃除イベント。 参加者の協力を得ながら建物の管理を行っている 共同代表の3人は、「tebayo」を通じて空き家の可能性を強く感じているという。 「空き家にしておくのは本当にもったいない。 街の負の遺産ではなく、大切な資産として活用できれば、もっといろんなことができるはずです。 例えば、高齢者の居場所づくりでもいい。 オーナーさんの意識さえ変われば、空き家はいろんな可能性を秘めていると思います」と話す金森さん。 また、加藤さんも「空き家は活用の仕方ひとつで地域の資産になる」と語る。 「例えば、チャレンジショップのような形にして、創業希望者に貸し出し、お店を始めるための第1歩の場にするなど、色んな活用の形があるはずです」。 「tebayo」の拠点となった空き家は、掃除イベントで快適に使える環境を整えたものの、大規模な改修工事は行っていない。 各地で見られる空き家活用はリノベーションが前提となるケースが多いが、建物の性能に問題がなければ、大きな改修をせずともアイデア次第で活用の道がたくさんあることを示してくれている。 新型コロナの影響により、イベントを自粛せざるを得ない状況が続く「tebayo」。 それでも、状況が好転した後は、地域の人たちを「ゆるくつなげる場」を提供し、改めて地元に活気をもたらしてくれるに違いない。

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