第 五 人格 夢 小説。 #5 【気がつけば知らない】何の変哲もない日常が壊れてる【ところにいました】

【アイデンティティ5】全キャラ背景推理まとめ!【第五人格】

第 五 人格 夢 小説

緑鮮やかな草や木が生える綺麗な森。 いつもは、奥まで行かないけれど、森の奥から差し込む幻想的な光が、なぜだか私を呼んでいる気がして、村の人たちから行っては行けないよ、と言われていた森の奥に入ってしまった。 奥に行けば行くほど光はキラキラと輝く。 昨日雨が降ったからなのか。 草に水滴がついて、それが光に反射して、あらゆる所でキラキラと光っている。 サァァ、と水の流れる音が付近で聞こえて、好奇心で近寄ってみる。 少し丸を描いた水のたまり場。 魚たちが泳いでいた。 上には小さな滝があって、控えめにザァァと水を叩き落としていた。 綺麗、と思って近づこうとしたら、とあることに気がついた。 あ、黒山羊がいる…… 2匹ほどの子山羊。 なんでこんな所に、と思っていれば、その黒山羊たちの奥から人が現れたのが見えた。 いや、人と言っていいのかは分からない。 咄嗟に草陰に隠れた。 正しい判断だったと思う。 緑と黒が深く混ざったような深くも美しい新緑の髪。 神聖さを持ち合わせており、光の加減により、青緑にも見える。 目はアイマスクで隠れていて見えない。 とても美しい けれど、それは人ではなかった。 白い外套のようなものを纏う、山羊のような巻いた角を持ち、足が黒いヤギの蹄を持っている。 それを人とは言えないだろう……。 美しかった、けれど、怖かった 冷たい美しさ、というのだろうか。 彼女が歩いたところは謎の黒い触手が生え、黒い形の得ない雲のような物が浮いていた。 それはまるで不気味だ けれど、それだけじゃない。 彼女が歩いたところは、草木が綺麗に育っていた。 まるで、もののけ姫のシシガミ様。 育っては、触手と雲によって腐敗する。 それを繰り返していた。 その時はゆっくりと見えた 黒山羊に囲まれていた彼女が、スローモーションのようにゆっくりとこちらを的確にとらえた。 草葉を分けてみていた私の目と、バッチリ合った。 彼女は言った。 ギザギザとした歯をシィーッと閉じて、指を添える。 うん、そうだよ。 そうに決まってる。 じゃなきゃ、あんな美しすぎる女性を想像することなんてないし、夢に出てくることもない。 きっと、疲れてたんだよね。 そう頭の中で結論づけて、夢はなかったことにしたのだった。 夢ではなく現実に。 これが夢ならばどれだけ良かったのだろう。 考えても、考えても、いたりつかない。 その日私は全てを失った 「お姉ちゃん、どこ行くの?」 「川へ水汲みに」 「わたしもいくっ!」 「まだ無理でしょ」 「うーー!!」 乾燥した時期とはいえ、今はまだ夏。 猛暑に焼かれるような感覚で、貯めおいていたはずの水はすぐになくなってしまった。 こんなに、カラカラとした天気だと、火をつけるのは危険かもしれないなぁ、と思いながら、おもむろにバケツをふたつ持って、母さんに水汲みに行ってくる、と言って玄関を出ようとした。 川までは遠いし、水を汲んだらバケツだって重くなるだろう。 私よりも年が下な……3歳のミーシャには到底持てないし、途中でバテるのが目に見えている。 すぐ帰ってくるから、とミーシャの頭を撫でて家を出た。 最後までミーシャは不機嫌な顔をしていた。 この時、ミーシャも連れてくればよかった、と心の底から何度も思った。 「んー、さすがに重いかな…」 結論、バケツ2つはさすがに重かった。 まぁ、気合と根性で頑張る。 「ホー」 森は豊かだ。 夜行のはずのフクロウが鳴いた。 片目がないけれど、可哀想に。 フクロウをみて、そう思う。 茶色の瞳をまん丸にして、こちらを見ているフクロウ。 メスかな? ふわふわだと思われる毛並み。 触ってみたい。 手を伸ばせば、フクロウは驚いたようにバサバサとどこかへ飛んで行ってしまった。 あの目は、きっと人に潰されたんだろうな。 警戒心まっすぐだったし。 フクロウの飛んで言った方向を見上げながら、考えに至れば、ふと何かが私を呼んだ。 振り返ってみても辺りを見渡してみても何も聞こえないし、何もいない。 気の所為だろう、と思えばやはり、カリカリ、パリパリ、パチパチといった小さな線香花火のような音が聞こえてきた。 森で、しかも昼間から、こんな時代に線香花火をする輩なんていないと思った。 背中にツゥーっと冷や汗が垂れる。 昔から、お化けという、物理的には太刀打ちできないものが嫌いだった。 けっして、怖くないけれど!!物理的に解決できないものに、私は対抗する術を知らない。 よし、早く帰ろう! と、その場からバケツ2つを抱えて走り去った。 『…そっちに行ってはダメ…だ……』 小さな声など聞こえぬふりをして。 …?…灯りにしては、明るいな…… 動物たちもやけに騒ぎ出している。 まるで、村から逃げるように。 なにか、あったのかな? 村に近づくにつれて、嫌な予感が胸の中をパチパチと燻る。 次第に焦げ臭い匂いもしてきて… 「あ……あぁ…」 村に着いた時に出た言葉はもう、言葉ですらなかった。 ただの嗚咽。 ただの音。 耳の奥を燻る音は、まだ聞こえ続けている。 バケツがてから滑り落ちて、バシャッと水が零れた。 あつい。 目の前の村は、明るい明るい炎で包まれていた。 「…かあさ…ん…とうさ…ん……みぃしゃ…」 家族の名前を口に出しても、誰も言葉を返してくれない。 寂れてても暖かかった村は、赤く燃え盛り、逆に熱かった。 村は燃え、家は燃え。 我が家の元に足を進めるも、人っ子一人いない。 母さん、父さん、ミーシャ、お願いだから、生きていて…! 我が家に着いた時には、私の足はもう動かなかった。 地に膝を付け、絶望する。 なのに、視線は我が家に釘付けだ。 「あ…あぁ……ああああああああぁぁぁ!!!! 」 そこには家族の姿もおろか、家の形すらなかった。 どれくらい歩いたのだろうか。 一刻も早く、あの絶望の村から逃げたくて、足をもつれさせながら走っていたのがついさっき。 でも、とうとう疲れてしまって走るのをやめた。 森の奥に入ってもなお、私は歩く。 私は今、絶望の縁に立たされていた。 なんで、村があんな目に。 だれが、なんのために。 乾燥していたから火の回りも早かったのだろう。 家の家の間狭い。 容易く燃え移ったに違いない。 木造なんて、直ぐに燃えてしまう。 あぁ、なんで…… その時、何かにつまづいたのか、私は転けてしまった。 足に猛烈な痛みを感じて、視線を向ける。 どうやら、石につまづいてしまって、足の爪が剥がれたらしい。 靴は、走っている時にでも脱げてしまったのだろう。 足の痛みに目が覚めたのか、体のあちこちから悲鳴が上がった。 いたい…いたい、痛い……痛い!! 「かあさん、とうさん、みぃしゃ……」 子供がそんな痛みに、耐えれるはずもなく、私はまもなくして、痛みによって意識を失った。 』 「食べるの?」 「食べないの?」 『食べないよ。

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【第五人格】夢の魔女の性能紹介!衣装やおすすめ内在人格【IdentityV】

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甲殻類エイリアン 第9地区 クリストファー AVP 未成年3人組 マイナー&マニアックな短編中心サイトです。 ダンデ中心。 ハンター多め。 初心者運営。 キラー多め。 ダイゴさんの格好良さに衝動的に作った非公式サイトです。 ダイゴさんと幼い頃に婚約する女の子長編と、設楽を巡ってバンビとvsモードに入る女の子中編1つずつ。 本編完結済。 現在捏造過多の本編後の紅鮭編連載中。 FEライ夢長編完結済、SRWOGアクセル夢連載中、他短編などあり。 dcst、鋼、遙か3。 (裏物語あり)主に織田軍を取りそろえています。 宜しければお立ち寄りください。 Knights贔屓。 瀬名泉と友達以上恋人未満。 月永レオとファン。 家族シリーズ。 裏夢もあります。 友情系多めでかわいい夢主は不在ですがよしなに。 のヤンデレ愛され長編甘裏夢。

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緑鮮やかな草や木が生える綺麗な森。 いつもは、奥まで行かないけれど、森の奥から差し込む幻想的な光が、なぜだか私を呼んでいる気がして、村の人たちから行っては行けないよ、と言われていた森の奥に入ってしまった。 奥に行けば行くほど光はキラキラと輝く。 昨日雨が降ったからなのか。 草に水滴がついて、それが光に反射して、あらゆる所でキラキラと光っている。 サァァ、と水の流れる音が付近で聞こえて、好奇心で近寄ってみる。 少し丸を描いた水のたまり場。 魚たちが泳いでいた。 上には小さな滝があって、控えめにザァァと水を叩き落としていた。 綺麗、と思って近づこうとしたら、とあることに気がついた。 あ、黒山羊がいる…… 2匹ほどの子山羊。 なんでこんな所に、と思っていれば、その黒山羊たちの奥から人が現れたのが見えた。 いや、人と言っていいのかは分からない。 咄嗟に草陰に隠れた。 正しい判断だったと思う。 緑と黒が深く混ざったような深くも美しい新緑の髪。 神聖さを持ち合わせており、光の加減により、青緑にも見える。 目はアイマスクで隠れていて見えない。 とても美しい けれど、それは人ではなかった。 白い外套のようなものを纏う、山羊のような巻いた角を持ち、足が黒いヤギの蹄を持っている。 それを人とは言えないだろう……。 美しかった、けれど、怖かった 冷たい美しさ、というのだろうか。 彼女が歩いたところは謎の黒い触手が生え、黒い形の得ない雲のような物が浮いていた。 それはまるで不気味だ けれど、それだけじゃない。 彼女が歩いたところは、草木が綺麗に育っていた。 まるで、もののけ姫のシシガミ様。 育っては、触手と雲によって腐敗する。 それを繰り返していた。 その時はゆっくりと見えた 黒山羊に囲まれていた彼女が、スローモーションのようにゆっくりとこちらを的確にとらえた。 草葉を分けてみていた私の目と、バッチリ合った。 彼女は言った。 ギザギザとした歯をシィーッと閉じて、指を添える。 うん、そうだよ。 そうに決まってる。 じゃなきゃ、あんな美しすぎる女性を想像することなんてないし、夢に出てくることもない。 きっと、疲れてたんだよね。 そう頭の中で結論づけて、夢はなかったことにしたのだった。 夢ではなく現実に。 これが夢ならばどれだけ良かったのだろう。 考えても、考えても、いたりつかない。 その日私は全てを失った 「お姉ちゃん、どこ行くの?」 「川へ水汲みに」 「わたしもいくっ!」 「まだ無理でしょ」 「うーー!!」 乾燥した時期とはいえ、今はまだ夏。 猛暑に焼かれるような感覚で、貯めおいていたはずの水はすぐになくなってしまった。 こんなに、カラカラとした天気だと、火をつけるのは危険かもしれないなぁ、と思いながら、おもむろにバケツをふたつ持って、母さんに水汲みに行ってくる、と言って玄関を出ようとした。 川までは遠いし、水を汲んだらバケツだって重くなるだろう。 私よりも年が下な……3歳のミーシャには到底持てないし、途中でバテるのが目に見えている。 すぐ帰ってくるから、とミーシャの頭を撫でて家を出た。 最後までミーシャは不機嫌な顔をしていた。 この時、ミーシャも連れてくればよかった、と心の底から何度も思った。 「んー、さすがに重いかな…」 結論、バケツ2つはさすがに重かった。 まぁ、気合と根性で頑張る。 「ホー」 森は豊かだ。 夜行のはずのフクロウが鳴いた。 片目がないけれど、可哀想に。 フクロウをみて、そう思う。 茶色の瞳をまん丸にして、こちらを見ているフクロウ。 メスかな? ふわふわだと思われる毛並み。 触ってみたい。 手を伸ばせば、フクロウは驚いたようにバサバサとどこかへ飛んで行ってしまった。 あの目は、きっと人に潰されたんだろうな。 警戒心まっすぐだったし。 フクロウの飛んで言った方向を見上げながら、考えに至れば、ふと何かが私を呼んだ。 振り返ってみても辺りを見渡してみても何も聞こえないし、何もいない。 気の所為だろう、と思えばやはり、カリカリ、パリパリ、パチパチといった小さな線香花火のような音が聞こえてきた。 森で、しかも昼間から、こんな時代に線香花火をする輩なんていないと思った。 背中にツゥーっと冷や汗が垂れる。 昔から、お化けという、物理的には太刀打ちできないものが嫌いだった。 けっして、怖くないけれど!!物理的に解決できないものに、私は対抗する術を知らない。 よし、早く帰ろう! と、その場からバケツ2つを抱えて走り去った。 『…そっちに行ってはダメ…だ……』 小さな声など聞こえぬふりをして。 …?…灯りにしては、明るいな…… 動物たちもやけに騒ぎ出している。 まるで、村から逃げるように。 なにか、あったのかな? 村に近づくにつれて、嫌な予感が胸の中をパチパチと燻る。 次第に焦げ臭い匂いもしてきて… 「あ……あぁ…」 村に着いた時に出た言葉はもう、言葉ですらなかった。 ただの嗚咽。 ただの音。 耳の奥を燻る音は、まだ聞こえ続けている。 バケツがてから滑り落ちて、バシャッと水が零れた。 あつい。 目の前の村は、明るい明るい炎で包まれていた。 「…かあさ…ん…とうさ…ん……みぃしゃ…」 家族の名前を口に出しても、誰も言葉を返してくれない。 寂れてても暖かかった村は、赤く燃え盛り、逆に熱かった。 村は燃え、家は燃え。 我が家の元に足を進めるも、人っ子一人いない。 母さん、父さん、ミーシャ、お願いだから、生きていて…! 我が家に着いた時には、私の足はもう動かなかった。 地に膝を付け、絶望する。 なのに、視線は我が家に釘付けだ。 「あ…あぁ……ああああああああぁぁぁ!!!! 」 そこには家族の姿もおろか、家の形すらなかった。 どれくらい歩いたのだろうか。 一刻も早く、あの絶望の村から逃げたくて、足をもつれさせながら走っていたのがついさっき。 でも、とうとう疲れてしまって走るのをやめた。 森の奥に入ってもなお、私は歩く。 私は今、絶望の縁に立たされていた。 なんで、村があんな目に。 だれが、なんのために。 乾燥していたから火の回りも早かったのだろう。 家の家の間狭い。 容易く燃え移ったに違いない。 木造なんて、直ぐに燃えてしまう。 あぁ、なんで…… その時、何かにつまづいたのか、私は転けてしまった。 足に猛烈な痛みを感じて、視線を向ける。 どうやら、石につまづいてしまって、足の爪が剥がれたらしい。 靴は、走っている時にでも脱げてしまったのだろう。 足の痛みに目が覚めたのか、体のあちこちから悲鳴が上がった。 いたい…いたい、痛い……痛い!! 「かあさん、とうさん、みぃしゃ……」 子供がそんな痛みに、耐えれるはずもなく、私はまもなくして、痛みによって意識を失った。 』 「食べるの?」 「食べないの?」 『食べないよ。

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