角田 光代 おすすめ。 角田光代おすすめエッセイトップ5!『八日目の蝉』の作者が送る、珠玉の名編

角田光代 おすすめランキング (661作品)

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後に直木賞作家となる角田光代が、フリーライターで古書の世界に詳しい岡崎武志の指令に従って、都内の古書店を経巡るという企画をまとめた一冊です。 角田光代はこの企画以前にはさほど古書店に慣れ親しんだ形跡がなく、書かれていることはルポルタージュというよりは気楽な古書店エッセイといったレベル。 都内の古書店に関する奥深い業界裏話は登場しません。 古書店めぐりに慣れた読者には少々歯ごたえがないかもしれません。 それでも私はある程度楽しめました。 ひとつには、早稲田の古書店街を歩く角田の案内役に向井透史が付き添っていたこと。 早稲田古書店街に生まれ育ち、「古書現世」の跡取りである向井透史は「」という名エッセイを物している人物。 その彼と共に古書店街を歩く贅沢を味わえた角田は果報者です。 しかし「早稲田古本屋日録」はこの「古本道場」の単行本が出た翌年に出版されたので、角田はまだ向井の練達の文章に触れておらず、自らの幸せを知ることはなかったようです。 渋谷の古書センターはこの二十年来私が頻繁に足を運ぶ古書店ですが、その二階に「フライング・ブックス」なる別の古書店があるということを本書で初めて知りました。 早速出かけてみましたが、本書の記述通り、ビート族などの米国文学やスピリチュアリズム、サブカルチャーなど、私の関心が向いている領域の古書が並んでいました。 昭和42年刊行の「」(武田勝彦/研究社出版)を500円で買って帰りました。 最後に私が強い共感を覚えた言葉を引き写しておきます。 「今も無知だが、十八歳の私は本当の本当に無知だった。 知らないことだらけだった。 」(93頁) 「古本屋が媒介となって、縦横無尽に広がる知識の糸は、純粋に知識の糸なのだ。 私は単純に知りたいし、読みたい。 そのことの、なんと贅沢よと思う。 」(226頁) 新たに創刊されたポプラ文庫の最初の1冊。 作家の角田光代が古本の専門家?である岡崎武志の指令に従い、神保町や早稲田の古本屋を回る話。 特に面白かったのは、わせだの古本屋街。 自分も角田氏と全く同じ時期に早稲田に通っていたので(学部は違うが)、あの界隈を歩いていた。 自分の古本屋遍歴は、4むしろ高校時代に通った神保町(特に今は亡き 東京泰文社でペーパーバックを買いまくっていた)が始まりだが、早稲田の古本屋も良く通った。 もしかして角田氏とすれ違っていたかもしれない。 そのほか西荻や鎌倉の古本屋の話も興味深い。 自分も必ず、どの街に行っても古本屋を探すのだが、最近はBOOKOFFとかが多くて、このように個性的な書店はなかなか見つけられない。 と思っていたら、そうではないようだ。 勉強不足だな。 この本には取り上げられていないが、最近の谷中、根津も言い本屋が多い。 古本世界にくわしい岡崎武史氏を師匠に作家、角田光代が毎回指令された街へ古本屋めぐり、古本探しにでかける。 ただの古本屋ガイドではなくそこは角田光代だけあってそれぞれの場所の印象、思い出をおりまぜながら好きな本や作家の事も語っていて読み物としても十分おもしろい。 同世代だけに共感する部分が多く30代〜40代のサブカルの影響を受けた人達に特におすすめです。 きっと角田さんと同様、古本屋めぐりがしたくなるはず。 またすべての古本屋が地図付きなのがありがたいです。 また特別編として旅先での古本屋体験ものせられていてこれが旅好きで知られる角田光代さんの本領が発揮されていて初期の角田光代の旅小説が特に好きな私としては大満足の内容でした.

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角田光代さん×西加奈子さん|人気作家が「年末読みたい本」とは?おこもり読書のすすめ

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読む本のなかでも、特に良く読む本は、 好きな作家さんだったり、ジャンルなど、人それぞれに好みがあると思います。 私は、 角田光代(かくたみつよ)さんの小説をここ数年、良く読むようになりました。 昔は、すこし違った雰囲気の小説が多かったのですが、角田光代さんの描く小説を読んだところ、ついつい惹かれてしまいました。 なんだかありそうな日常にある不幸や、少しジメジメした部分、どことなくうまく言葉にできず過ごす毎日について、 そんな気持ちを色々な作品で感じ、そして知ることができるのです。 オススメ作品のご紹介もさせていただければと思います。 この記事でのネタバレはございません。 もくじ• どんなタイプの方におすすめの作家か 角田光代さんの描く小説の世界は、日常の生活のなかでありうる不幸とたとえれば良いのか、生きて行くなかで出会うやりきれない想いや生きづらさがうまく描かれていると感じます。 それが、先ほどの出だしでも書きましたが、良くありそうな不幸なのですが、人には伝えづらい胸のうちに抱えた不幸だと感じます。 不幸という例えも少し抽象的な価値基準のような気がします。 人によって何が幸せで不幸かなんて、基準が違いますから。 ただ、角田光代さんの小説を読んで感じる世界というのは、 なんとなく生きていくなかで、その人のなかで抱えてしまう不幸とたとえればよいのか、影といえばよいでしょうか、 読んでいて、思わずその気持ち「ある」と感じる描写が個人的に多いのです。 もっと別の言い方ですと、 「生きづらさ」と私は感じます。 それも少し人には言いにくいこと、もしくははっきり言えない、登場人物も大人しい感じの人が多いです。 若いときの学校での友人関係、いじめ、親に対して口に出したくない気持ちなどなど。 角田光代さんの本を読みながら、心が救われるかは別として、 こんな風に感じている人もひとりではないのだと、そう思うと小説を読んで少し安心する部分もあります。 これは心が動く本であれば他のものもそうなのかもしれません。 なにか人に話づらい、しかし、人間が持っている口に出さない黒い部分の本音などがたくさんあります。 角田光代さんの作品を読むのにお勧めの方は、そいういった人に言えない抱えた気持ちがあるけれど、 そのような気持ちを小説に登場する人物に重ねて、読書で確かめてみたいという方におすすめの気がします。 スポンサーリンク 好きなポイント:暗いだけで終わりにしない物語の結末 人が内に秘めがちな感情、少しネガティブといいますか、ちょっと重たい部分。 そんな感情があるのだと知るのも好きなのですが、それだけで物語が終わってしまったら小説を読んだ後に得るものは少ないかもしれません。 角田光代さんの本は、読後にもやもやした気持ちを感じながらも、それでも前を向こうという前向きな気持ちを最後に抱く作品が多いと思います。 ただ、負の感情を書き連ねるということなら結構簡単なのかもしれません。 あまり幸せでない人生もこうして存在するのだなという感想になりそうです。 苦しい境遇を、では、どのようにしてこの先の登場人物の人生につなげていくのか、結末が面白いところでもあります。 最初に読んで、とても惹かれた作品は 「対岸の彼女」でした。 けっこうしんどい思春期を過ごし、その時に出会った大切な友達、時がめぐり30歳を過ぎたあとの生き方、大好きな作品でした。 なんだか読んでいて話の内容が個人的にすっと入ってきました。 映画化された作品もありましたので、どんどん読みました。 「八日目の蝉」 「紙の月」 などなど、 これは映画化された作品なのでストーリーとしての面白さもかなりあると思います。 物語の内容としても読み飽きない、ハラハラ、ドキドキする内容もあります。 単調なストーリーで小説にとっつきづらいという方であれば、 「八日目の蝉」、「紙の月」は物語としてのエンタメ性もあり、かつ人の内に秘めた暗い気持ちのを文章でうまく表現する角田光代さんの個性もありますので、オススメの作品になります。 最終的には、今も少し苦しいけど前に進んでいこうという感情になれます。 お話はフィクションですが、すごい作り話に感じない書き方も好きです。 得てして私たちの日常にあるような出来事、読んでいてそんな錯覚になります。 こんな風に書けるというのは、凄い作家さんなのだなと感じます。 子供を誘拐しての逃亡劇や主婦の横領など大したことなのですが、いや、あり得るかもと感じてしまうような物語でした。 今まで人に言いずらい苦しい思いを抱えていた。 例:いじめ、夫からのモラハラ、子育て、不妊• 世間の価値基準とは何か、個のなかで知るその人だけの幸せとは何か• 最終的につらい境遇を光に変えてくれる前向きなメッセージを知りたい いじめ、モラハラなど、人を信じることができずに苦しむ方、苦しんだ方へ どちらかと言うと大人しい人間が損をする世の中、そんなところでただ救いがなければ人は苦しみ、病みます。 引きこもり、登校拒否、夫との離婚など、そういった問題を抱えてしまう人もいます。 人に言いづらいことを抱え、生きづらさを感じた時にヒントとなる作品が、 「対岸の彼女」でした。 高校生二人の物語、大人になる少女が苦しいなかで大切にすることができた出会い。 ほんとうの愛情、友情の物語でした。 きっといじめに悩んでいる方がいれば、人を信じれないと悩む方がいれば「対岸の彼女」からヒントを探すことができるのではないかと感じます。 不倫、夫、ほんとうの子供の意味、子育てに一度時間をおいて向き合いたい時 角田光代さんの小説、読者の年齢層、性別は30代から40代の女性だと思います。 それらの年代の女性には、比較的ありそうな悩み、夫、もしくは妻の不倫、子育ての意味、などなど、 「八日目の蝉」という作品は、映画で内容を知る方も多いかもしれませんが、そんな女性が読むと考える作品ではないでしょうか。 本当の自分の子供とは、子供への本当の愛情とは、家族とは。 私は、生まれたばかりの愛人の娘を誘拐する逃亡劇という内容も話を読ませるためにうまくできているなと感じた部分でした。 最終的には光が差し込む小説 なんだかんだ言って、どんな人生もつらい。 考えたり、悩んだり、苦しんだり、それがデフォルトだと。 人によって、それをスルーできたり、感じなかったり、もしくは受け止めて苦しんだりと考える差というのはあると思います。 どちらかと言えば、人に対して物怖じしてしまう• もしくは、人間関係で嫌な気持ちを抱いてきた• 今でも悩みは続いている そんな方に読んでいただくと、光をもらえる小説が多い気がします。 (読後の結果というもそれこそ人それぞれかとは思います。 ) 「少ししんどいけど、まあ、生きてみようかな。 」と感じるところがあり、私は角田光代さんの小説の雰囲気が好きです。 根本的な解決にはならないかもしれませんが、それでもこんな世界があるんだと感じるとまだまだ前を見て歩いて行こうと考えるのです。 世間一般の幸せと、物語の登場人物が苦しい境遇で得ることができる、その人のなかでの大切な幸せ、人生の価値を考える作品も多いです。 同じような年代の方が読むと、きっと自分と重なり考える場面がたくさんあるのではないかと感じます。 心に潜む影、それを引きづりながら、でも最終的には前を向く力を教えてくれる小説が多いと感じます。 今まで読んだなかで良かったと思う作品を5つあげます。 いじめを受けて逃げるように群馬の田舎の私立高校へ引っ越してきた葵を愛情で救ったナナコ。 二人の切なく短い夏が過ぎる描写が大好きです。 スポンサーリンク 角田光代さん小説 おすすめ記事まとめです まとめの前にひとつだけすみません、もうひとつ、角田光代さんの小説を読んで感じる好きなところは、「読みやすい文章」というところがあります。 難しい文章、いかにも小説という感じがあまりせず、 必要であれば柔らかく、軽く、いかに読む人が読みやすくその時の情景を表現できるかを考えて書いているのだろうかと感じる文章です。 漢字の使い方や、あえて「ひらがな」表記にしたのかと読みながら感じるところがあります。 読みやすいのですが、それは、ちゃんと読み手のことを考えて色々と文章を設計しているのだなと感じ、読みやすい文章を書くという意味でも、本当のプロであるのだなと感じ感心させられます。 それでは、まとめになります。 角田光代さんの小説を全て読んではいないのですがだいぶ読みました。 「対岸の彼女」「八日目の蝉」「紙の月」「キッドナップ・ツアー」「人生ベストテン」などなど、あと、旅行記なども面白しろかったです。 旅のエッセイですが、 「降り積もる光の粒」も面白かったです。 (これを読んで上高地に行きたくなり行ってきました。

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角田光代おすすめエッセイトップ5!『八日目の蝉』の作者が送る、珠玉の名編

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読む本のなかでも、特に良く読む本は、 好きな作家さんだったり、ジャンルなど、人それぞれに好みがあると思います。 私は、 角田光代(かくたみつよ)さんの小説をここ数年、良く読むようになりました。 昔は、すこし違った雰囲気の小説が多かったのですが、角田光代さんの描く小説を読んだところ、ついつい惹かれてしまいました。 なんだかありそうな日常にある不幸や、少しジメジメした部分、どことなくうまく言葉にできず過ごす毎日について、 そんな気持ちを色々な作品で感じ、そして知ることができるのです。 オススメ作品のご紹介もさせていただければと思います。 この記事でのネタバレはございません。 もくじ• どんなタイプの方におすすめの作家か 角田光代さんの描く小説の世界は、日常の生活のなかでありうる不幸とたとえれば良いのか、生きて行くなかで出会うやりきれない想いや生きづらさがうまく描かれていると感じます。 それが、先ほどの出だしでも書きましたが、良くありそうな不幸なのですが、人には伝えづらい胸のうちに抱えた不幸だと感じます。 不幸という例えも少し抽象的な価値基準のような気がします。 人によって何が幸せで不幸かなんて、基準が違いますから。 ただ、角田光代さんの小説を読んで感じる世界というのは、 なんとなく生きていくなかで、その人のなかで抱えてしまう不幸とたとえればよいのか、影といえばよいでしょうか、 読んでいて、思わずその気持ち「ある」と感じる描写が個人的に多いのです。 もっと別の言い方ですと、 「生きづらさ」と私は感じます。 それも少し人には言いにくいこと、もしくははっきり言えない、登場人物も大人しい感じの人が多いです。 若いときの学校での友人関係、いじめ、親に対して口に出したくない気持ちなどなど。 角田光代さんの本を読みながら、心が救われるかは別として、 こんな風に感じている人もひとりではないのだと、そう思うと小説を読んで少し安心する部分もあります。 これは心が動く本であれば他のものもそうなのかもしれません。 なにか人に話づらい、しかし、人間が持っている口に出さない黒い部分の本音などがたくさんあります。 角田光代さんの作品を読むのにお勧めの方は、そいういった人に言えない抱えた気持ちがあるけれど、 そのような気持ちを小説に登場する人物に重ねて、読書で確かめてみたいという方におすすめの気がします。 スポンサーリンク 好きなポイント:暗いだけで終わりにしない物語の結末 人が内に秘めがちな感情、少しネガティブといいますか、ちょっと重たい部分。 そんな感情があるのだと知るのも好きなのですが、それだけで物語が終わってしまったら小説を読んだ後に得るものは少ないかもしれません。 角田光代さんの本は、読後にもやもやした気持ちを感じながらも、それでも前を向こうという前向きな気持ちを最後に抱く作品が多いと思います。 ただ、負の感情を書き連ねるということなら結構簡単なのかもしれません。 あまり幸せでない人生もこうして存在するのだなという感想になりそうです。 苦しい境遇を、では、どのようにしてこの先の登場人物の人生につなげていくのか、結末が面白いところでもあります。 最初に読んで、とても惹かれた作品は 「対岸の彼女」でした。 けっこうしんどい思春期を過ごし、その時に出会った大切な友達、時がめぐり30歳を過ぎたあとの生き方、大好きな作品でした。 なんだか読んでいて話の内容が個人的にすっと入ってきました。 映画化された作品もありましたので、どんどん読みました。 「八日目の蝉」 「紙の月」 などなど、 これは映画化された作品なのでストーリーとしての面白さもかなりあると思います。 物語の内容としても読み飽きない、ハラハラ、ドキドキする内容もあります。 単調なストーリーで小説にとっつきづらいという方であれば、 「八日目の蝉」、「紙の月」は物語としてのエンタメ性もあり、かつ人の内に秘めた暗い気持ちのを文章でうまく表現する角田光代さんの個性もありますので、オススメの作品になります。 最終的には、今も少し苦しいけど前に進んでいこうという感情になれます。 お話はフィクションですが、すごい作り話に感じない書き方も好きです。 得てして私たちの日常にあるような出来事、読んでいてそんな錯覚になります。 こんな風に書けるというのは、凄い作家さんなのだなと感じます。 子供を誘拐しての逃亡劇や主婦の横領など大したことなのですが、いや、あり得るかもと感じてしまうような物語でした。 今まで人に言いずらい苦しい思いを抱えていた。 例:いじめ、夫からのモラハラ、子育て、不妊• 世間の価値基準とは何か、個のなかで知るその人だけの幸せとは何か• 最終的につらい境遇を光に変えてくれる前向きなメッセージを知りたい いじめ、モラハラなど、人を信じることができずに苦しむ方、苦しんだ方へ どちらかと言うと大人しい人間が損をする世の中、そんなところでただ救いがなければ人は苦しみ、病みます。 引きこもり、登校拒否、夫との離婚など、そういった問題を抱えてしまう人もいます。 人に言いづらいことを抱え、生きづらさを感じた時にヒントとなる作品が、 「対岸の彼女」でした。 高校生二人の物語、大人になる少女が苦しいなかで大切にすることができた出会い。 ほんとうの愛情、友情の物語でした。 きっといじめに悩んでいる方がいれば、人を信じれないと悩む方がいれば「対岸の彼女」からヒントを探すことができるのではないかと感じます。 不倫、夫、ほんとうの子供の意味、子育てに一度時間をおいて向き合いたい時 角田光代さんの小説、読者の年齢層、性別は30代から40代の女性だと思います。 それらの年代の女性には、比較的ありそうな悩み、夫、もしくは妻の不倫、子育ての意味、などなど、 「八日目の蝉」という作品は、映画で内容を知る方も多いかもしれませんが、そんな女性が読むと考える作品ではないでしょうか。 本当の自分の子供とは、子供への本当の愛情とは、家族とは。 私は、生まれたばかりの愛人の娘を誘拐する逃亡劇という内容も話を読ませるためにうまくできているなと感じた部分でした。 最終的には光が差し込む小説 なんだかんだ言って、どんな人生もつらい。 考えたり、悩んだり、苦しんだり、それがデフォルトだと。 人によって、それをスルーできたり、感じなかったり、もしくは受け止めて苦しんだりと考える差というのはあると思います。 どちらかと言えば、人に対して物怖じしてしまう• もしくは、人間関係で嫌な気持ちを抱いてきた• 今でも悩みは続いている そんな方に読んでいただくと、光をもらえる小説が多い気がします。 (読後の結果というもそれこそ人それぞれかとは思います。 ) 「少ししんどいけど、まあ、生きてみようかな。 」と感じるところがあり、私は角田光代さんの小説の雰囲気が好きです。 根本的な解決にはならないかもしれませんが、それでもこんな世界があるんだと感じるとまだまだ前を見て歩いて行こうと考えるのです。 世間一般の幸せと、物語の登場人物が苦しい境遇で得ることができる、その人のなかでの大切な幸せ、人生の価値を考える作品も多いです。 同じような年代の方が読むと、きっと自分と重なり考える場面がたくさんあるのではないかと感じます。 心に潜む影、それを引きづりながら、でも最終的には前を向く力を教えてくれる小説が多いと感じます。 今まで読んだなかで良かったと思う作品を5つあげます。 いじめを受けて逃げるように群馬の田舎の私立高校へ引っ越してきた葵を愛情で救ったナナコ。 二人の切なく短い夏が過ぎる描写が大好きです。 スポンサーリンク 角田光代さん小説 おすすめ記事まとめです まとめの前にひとつだけすみません、もうひとつ、角田光代さんの小説を読んで感じる好きなところは、「読みやすい文章」というところがあります。 難しい文章、いかにも小説という感じがあまりせず、 必要であれば柔らかく、軽く、いかに読む人が読みやすくその時の情景を表現できるかを考えて書いているのだろうかと感じる文章です。 漢字の使い方や、あえて「ひらがな」表記にしたのかと読みながら感じるところがあります。 読みやすいのですが、それは、ちゃんと読み手のことを考えて色々と文章を設計しているのだなと感じ、読みやすい文章を書くという意味でも、本当のプロであるのだなと感じ感心させられます。 それでは、まとめになります。 角田光代さんの小説を全て読んではいないのですがだいぶ読みました。 「対岸の彼女」「八日目の蝉」「紙の月」「キッドナップ・ツアー」「人生ベストテン」などなど、あと、旅行記なども面白しろかったです。 旅のエッセイですが、 「降り積もる光の粒」も面白かったです。 (これを読んで上高地に行きたくなり行ってきました。

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