ペンギンズ モート。 マダガスカルの声優がすごい!/「マダガスカル4」の最新情報も!

ザ・ペンギンズ from マダガスカル

ペンギンズ モート

[chapter:レモネード・リコ] 日記さんへ、今日はリコが大変なめにあって、一日中動きっぱなしでした。 特に隊長が! 隊長「新人、今だ!」 新人「はい!」 僕たちは今、ポップコーンを取ろうとしているところっす。 まず僕が、お客さんの持ってるポップコーンのカップを上に飛ばして、次にコワルスキーが、リコを勢いよく上げてカップをキャッチ、これで任務完了! 新人「うわ!」 隊長「新人ー!」 さっきまでうまくいってたっす…… コワ「どうやら、勢い余ってカップとは違う場所に飛び出してしまったようです」 新人「ごめんなさいっす、みんな……ポップコーンが待ちきれなくって」 隊長「いいんだ新人、気にするな」 コワ「誰だって一度は失敗するものだ、この私でも」 リコ「ヴー…」 隊長「しょうがない、基地に戻ろう」 新人「任務の後はのどが渇くっす」 コワ「いい発明品があるぞ新人、この"レモネードメーカー"を使えば簡単に手軽にレモネードが作れるぞ」 新人「やったー!」 30分後… 新人「あー…コワルスキー、使い方を教えて?」 コワ「その…言いにくいんだが新人、私にも分からない」 新人「そう…すか…」 コワ「実は、このレモネード・メーカーは、クレイジーで乱暴な性格のペンギンにしか操作できないんだ」 新人「つまり、リコのこと?」 コワ「そう、だな、リコにしか操作できないはずだ、でも何故?」 新人「ありがとうっす、コワルスキー!」 リコしか操作できないなんて、よっぽど単純で分かりやすい操作なのかな? 新人「リーコー?」 リコ「ドジダノ?」 新人「このレモネード・メーカーを動かしてほしいんだけど」 リコ「オーケー」 突然リコが、大きい翼で機械をいじくり回し始めた。 リコ「イー!フー!」 すると…… ことっ とレモネードが出てきた。 リコ「ジャジャーン」 新人「リコすごーい!さっそく飲もう」 ごくっごくっ 新人「すごくおいしい!リコはある意味天才っす、レモネード・リコの誕生だー!」 リコ「フォー!」 隊長「楽しい楽しい話の所わるいが、バカなことやってないでさっさと朝ご飯を食べろーー!!」 隊長がかなり怒った顔でどなった、そういえばさっき朝ご飯にしようとか言ってた気がするっす。 新人「はい、隊長……」 リコ「イ゛……」 [newpage]朝ご飯 開始 コワ「それで、新人、リコ、レモネードは作れたか?」 隊長「うん?何のことだ?レモネードが一体どうしたコワルスキー、リコ、新人」 新人「実はですね、コワルスキーが発明したレモネード・メーカーで、レモネードを作ってたんす、リコと」 リコ「レ゛モネ゛ードー」 隊長「コワルスキーの発明?きっと爆発するだろうな」 コワ「あんまりです!!私だってうまくいった発明品が一つや二つあります」 ドッカーン! コワ「失礼、一つもありませんでした」 あせるコワルスキー。 隊長「コワルスキィィィィーー!!」 リコ「カブラボー!」 レモネード・メーカーが突然、大爆発を起こしてしまったっす。 コワ「隊長!今のは、レモネード・メーカーが爆発した音ではありません!暴走を示す警戒音です!!」 新人「でもなんで?警戒音はふつう"ピーポーピーポー"ってなるはず」 コワ「リコ、まさか、真っ赤な炎が描かれた、赤くて大きい文字で"押すな"と書かれている、赤いボタンを押さなかったか?」 リコ「それだ!そのボタンは"暴走ボタン"と言って、レモネード・メーカーを制御不能にさせる恐ろしいボタンなんだ!!」 隊長「何でそんなボタンなんか付けたんだ!?」 コワ「どうしても付けたかったんです…!!」 レモネード・メーカーは、リコに向かって襲いかかったっす。 隊長「逃げろ!リコー!!」 リコ「ア゛ー、バー!」 隊長「コワルスキー、作戦!」コワ「暴走を止めるには、機械をショートさせ動きを止めた後、暴走ボタンと電子版を繋ぐ配線を順番に切り、最後に電源を切れば解決です」 新人「電源を切るだけじゃだめなんすか?」 コワ「機械は暴走してるんだ!切っても自分で勝手に電源を入れるはずだ新人」 隊長「よし、新人は水をあのメーカーとやらにかけろ、コワルスキーは線を切れ、そして私は電源を切る、"コードネーム『レモネード・トルネード』作戦、開始!!"」 新人「よーし、いけ!水!」 ばっしゃーん 隊長「いいぞ新人、機械は止まった!コワルスキー」 コワ「リコ!」 リコ「オ゛ェ゛」 リコがペンチとドライバーを吐き出したっす。 だけど、コワルスキーがドライバーでふたを開けたとき急に翼が止まったっす。 コワ「……」 隊長「どうした?コワルスキー、早くしないと機械が動きだしちまうぞ?」 コワ「隊長、一つ忘れていた事が」 隊長「……なんだ?」 コワ「機械の設計図に配線の切る順番が書いてあるんですが……設計図は一昨日捨ててしまったんです……」 隊長「覚えてないのか?」 コワ「不覚ながら……」 リコ「リゴ、シッデル゛」 コワ「お前がか?教えた覚えなんてないぞ」新人「コワルスキーって寝てるとき、科学のことばっか呟いているっす」 コワ「そうだったのか…」 隊長「リコ、さっそくやってみろ」 コワ「いっとくが、一つでも間違うとこの居住区は跡形もなく吹っ飛んでしまうぞ」 隊長「何!?リ、リコ、私はお前のことを信じるぞ?じゃ、邪魔になるといけないから私たちは基地の中で待機してるぞ?」 でも基地の中では、世界の終わりみたいに叫んだっす。 隊長「もうおしまいだー!!」 新人「荷物を持って引っ越しましょう!」 隊長「そうだな、"コードネーム『動物園から脱退』作戦開始!"」 コワ「ちょっと待ってください、これだけ長い間叫んだり焦ったりしてますが、爆発の音が聞こえてきません」 新人「まさか、レモネード・メーカーをもってどこかに行ったんじゃ……」 隊長「上に行こう!」 [newpage]隊長「リーコー?」 リコ「イ゛!」 新人「は、配線が、切れてるっす、切れてるっすー!」 隊長「よくやったリコ!!」 リコ「バンザーイ゛」 新人「ばんざーい!」 コワ「ばんざーい!」 隊長「よかったよかった!」 新人「所で隊長、電源は切ったっすか?」 隊長「あ……」 コワ「配線が自動で戻る前に電源を切らないと……」 ドッカーン コワ「また動きだすんです……」 [newpage] [chapter:秘密のクレイジーボーイ] 日記さんへ、今日はジャンケンをたくさんしました。 でも、僕はもう二度とジャンケンはしないと決めたっす。 新人「ジャンケンポン!」 コワ「よし、パーだ!晩ご飯はいただき!」 新人「そんなー、三回勝負にしよう?」 コワ「三回戦にしても、お前の勝つ回数は余計に増えるだけだ、晩ご飯を取り戻せる確率は……0だ!」 隊長「コワルスキーは頭の回転が早いからな、みんなのジャンケンの癖が分かるんだろう」 リコ「ヤ゛!ヤ゛!」 隊長「落ち着けリコ、コワルスキー以外、今夜の晩ご飯はお預けだ、うう……(泣)」 新人「ジャンケン……なんて恐ろしいんだ!」 コワ「これからは、ジャンケンの達人と呼んでください!」 ジュリ「あー、お楽しみ中のとこ悪いんだが、ジャンケンって何のフルーツか知っておるか?」 隊長「リングテール、今なにをしてたか分かるか?ジャンケンだ!」 ジュリ「うん?どこにもないぞ、ジャンケンなんて」 コワ「ジャンケンはフルーツではなく遊びだ、物事や争いごと、決着を付けたいときに便利なものだ、そのおかげでみんなの晩ご飯を独り占め出来たんだ、やった!!」 ジュリアン「それで……どう遊ぶんだ?」 コワ「手を拳の形にして、肘を直角に曲げてから、合図とともに素早く振り下ろす。 それと同時にかけ声をだすんだ」 隊長「コワルスキー!!、分かりやすく説明……いや待て、リングテール、出ていけ!」 ジュリアン「いや、わしは絶対出ていかんぞ!」 隊長「それじゃあ……ジャンケンで決めよう、それでいいか?」 ジュリアン「うーん……何か引っかかる気がするな……よしいいぞ」 新人「一回戦スタート!」 コワ・ジュリアン「ジャンケンポン!」 コワルスキー グー ジュリアン チョキ 隊長「勝負はついたな」 ジュリアン「ちょちょちょちょっと待て!まだ一回戦ではないか、勝てるチャンスはある」 コワ「いーやジュリアン、お前の勝つ確率は底辺に近い」 ジュリアン「キングは必ず勝つって決まっておるのだ!」 隊長「さっさと出ていけ!!」 [newpage]ジュリアン「モーリス、何か考えてくれ」 モーリス「えーと、キング・ジュリアン?私には何のことだか分かりません!」 ジュリアン「さっき話しただろう?」 モーリス「話してません!根本から分かっていません!!」 モート「モート飛び跳ねるー」 ジュリアン「もういい……仕方がない、モートに頼むことにする」 モーリス「そうしてくれると助かります……」 ジュリアン「モート、アイデアを出してくれ」 モート「モートわからなーい」 ジュリアン「わからないはいらないだ!とにかく…」 モート「ジャンケンする!」 ジュリアン「だめだ!ジャンケンはキングのためにあるスッポルタなのだ、モー…」 モート「モー、トも、ジャン、ケン、するー!!」 ジュリアン「わぁーったわぁーった……」 [newpage]隊長「新人、何をしているんだ?」 新人「な、なんでもないっす、よ?」 隊長「今まくらの下に何か隠しただろ?観念して出せ」 新人「なにもないっすから……あ!」 隊長「……!?枕から、ピーナツバターチョコバーがたくさん……」 新人「隊長、これには理由があって……別に隊の予算を使ったわけではないんです、そんな怒った顔しないでくだ…」 隊長「しーんーじーんー!!」 新人「うわー!?」 ジュリアン「ちょっとおじゃまするぞ?」 隊長「なんだ!!」 新人「よかった……」 ジュリアン「そのジャンケンとかいうスポルタのリベンジをしにきたのだ、モートと一緒にな」 モート「ひゃっほー!!」 隊長「しょうがない、コワルスキー!」 ドッカーン!! ラボが爆発したっす コワ「けほっ、すいません隊長、今レモネード・メーカーを直していたところで」 隊長「……後で話がある、その前にこいつらとジャンケンしてくれ」 呆れた顔の隊長 コワ「はぁ……しょうがない、さっさと終わらせよう」 ジュリアン「モートが相手になるぞ」 ジャンケンポン! モート チョキ コワルスキー パー コワ「!?ま、負けた!?」ジュリアン「モート!お前は天才だ!」 モート「やたー!」 コワ「ここ、こんなはずでは……」 隊長「まだ一回だコワルスキー、まだ巻き返せる」 コワ「隊長、ジャンケンというのは公平でもあり不公平でもある、不思議な遊びなんです。 誰にだってくせの一つや二つ出るもので、隊長は目が動き、新人は顔にでて、リコは呻き声で分かるんです。 」 隊長「つまり何が言いたい?」 コワ「モートは脳天気すぎて、くせがないんです!!」 隊長「何!?」 ジュリアン「分かったかペンギン、モートはジャンケンの天才なんだ」 隊長「くそっ!こんなキツネザルに負けるなんて……!」 新人「隊長……コワルスキー……」 ジュリアン「わしはうれしーぞー!」 [newpage]コワ「何故だ!何故負けたんだ?」 新人「コワルスキー、深く考えない方がいいっす、ジャンケンに公平も不公平もないんだ、勝っても負けても笑って人生を過ごせるんだから。 」 コワ「いや、ジャンケンは物事を決める大事な行事みたいなものだ、お前には分からないだろう、新人」 新人「分かっているよ、大切なのは、"自分は変えられる"ということっす」 コワ「変えられる?そうか分かったぞ!」 コワ「モート、お前にリベンジを挑みに来た」 ジュリアン「おおー、誰かと思えば頭でっかちではないか」 モート「ジャンケン!好き!」 ジュリアン「今度もモートが勝つとわしは信じておる」 コワ「それはどうかな?いくぞ……ジャンケンポン!」 コワルスキー パー モート グー ジュリアン「!?何故だ!モートが負けた?そんなことありえない!」 コワ「ごく簡単なことだ、私はジャンケンに勝つため相手のくせを見つけてきた。 しかしモートにくせは無い、だから無意識にパーを出した、ただそれだけだ」 ジュリアン「モート!お前が悪いんだぞ!!」 モート「そんなぁ……」 [newpage]こうして、コワルスキーとモートのジャンケン勝負はコワルスキーの勝ちで終わったっす。 ところで日記さん、なんで最初に「ジャンケンは二度としないと決めた」と書いたのか教えるっす。 それは、あのあと隊長が「新人のおやつ代はジャンケンで負けた分よさんから削減する」って言ったから何っす。 あんまりっす!ひどいっす!!でも、ひどい目にあったのは僕だけじゃなかったんだ、それはまた明日かくことにします。 新人「よーし書けたー、今日も忘れずに書けたぞ!」 隊長「就寝時間はとっくに過ぎているぞ新人、早く寝ろ」 新人「分かってるっす…」 続く? [chapter:レモネード・リコ] 日記さんへ、今日はリコが大変なめにあって、一日中動きっぱなしでした。 特に隊長が! 隊長「新人、今だ!」 新人「はい!」 僕たちは今、ポップコーンを取ろうとしているところっす。 まず僕が、お客さんの持ってるポップコーンのカップを上に飛ばして、次にコワルスキーが、リコを勢いよく上げてカップをキャッチ、これで任務完了! 新人「うわ!」 隊長「新人ー!」 さっきまでうまくいってたっす…… コワ「どうやら、勢い余ってカップとは違う場所に飛び出してしまったようです」 新人「ごめんなさいっす、みんな……ポップコーンが待ちきれなくって」 隊長「いいんだ新人、気にするな」 コワ「誰だって一度は失敗するものだ、この私でも」 リコ「ヴー…」 隊長「しょうがない、基地に戻ろう」 新人「任務の後はのどが渇くっす」 コワ「いい発明品があるぞ新人、この"レモネードメーカー"を使えば簡単に手軽にレモネードが作れるぞ」 新人「やったー!」 30分後… 新人「あー…コワルスキー、使い方を教えて?」 コワ「その…言いにくいんだが新人、私にも分からない」 新人「そう…すか…」 コワ「実は、このレモネード・メーカーは、クレイジーで乱暴な性格のペンギンにしか操作できないんだ」 新人「つまり、リコのこと?」 コワ「そう、だな、リコにしか操作できないはずだ、でも何故?」 新人「ありがとうっす、コワルスキー!」 リコしか操作できないなんて、よっぽど単純で分かりやすい操作なのかな? 新人「リーコー?」 リコ「ドジダノ?」 新人「このレモネード・メーカーを動かしてほしいんだけど」 リコ「オーケー」 突然リコが、大きい翼で機械をいじくり回し始めた。 リコ「イー!フー!」 すると…… ことっ とレモネードが出てきた。 リコ「ジャジャーン」 新人「リコすごーい!さっそく飲もう」 ごくっごくっ 新人「すごくおいしい!リコはある意味天才っす、レモネード・リコの誕生だー!」 リコ「フォー!」 隊長「楽しい楽しい話の所わるいが、バカなことやってないでさっさと朝ご飯を食べろーー!!」 隊長がかなり怒った顔でどなった、そういえばさっき朝ご飯にしようとか言ってた気がするっす。 新人「はい、隊長……」 リコ「イ゛……」[newpage]朝ご飯 開始 コワ「それで、新人、リコ、レモネードは作れたか?」 隊長「うん?何のことだ?レモネードが一体どうしたコワルスキー、リコ、新人」 新人「実はですね、コワルスキーが発明したレモネード・メーカーで、レモネードを作ってたんす、リコと」 リコ「レ゛モネ゛ードー」 隊長「コワルスキーの発明?きっと爆発するだろうな」 コワ「あんまりです!!私だってうまくいった発明品が一つや二つあります」 ドッカーン! コワ「失礼、一つもありませんでした」 あせるコワルスキー。 隊長「コワルスキィィィィーー!!」 リコ「カブラボー!」 レモネード・メーカーが突然、大爆発を起こしてしまったっす。 コワ「隊長!今のは、レモネード・メーカーが爆発した音ではありません!暴走を示す警戒音です!!」 新人「でもなんで?警戒音はふつう"ピーポーピーポー"ってなるはず」 コワ「リコ、まさか、真っ赤な炎が描かれた、赤くて大きい文字で"押すな"と書かれている、赤いボタンを押さなかったか?」 リコ「それだ!そのボタンは"暴走ボタン"と言って、レモネード・メーカーを制御不能にさせる恐ろしいボタンなんだ!!」 隊長「何でそんなボタンなんか付けたんだ!?」 コワ「どうしても付けたかったんです…!!」 レモネード・メーカーは、リコに向かって襲いかかったっす。 隊長「逃げろ!リコー!!」 リコ「ア゛ー、バー!」 隊長「コワルスキー、作戦!」コワ「暴走を止めるには、機械をショートさせ動きを止めた後、暴走ボタンと電子版を繋ぐ配線を順番に切り、最後に電源を切れば解決です」 新人「電源を切るだけじゃだめなんすか?」 コワ「機械は暴走してるんだ!切っても自分で勝手に電源を入れるはずだ新人」 隊長「よし、新人は水をあのメーカーとやらにかけろ、コワルスキーは線を切れ、そして私は電源を切る、"コードネーム『レモネード・トルネード』作戦、開始!!"」 新人「よーし、いけ!水!」 ばっしゃーん 隊長「いいぞ新人、機械は止まった!コワルスキー」 コワ「リコ!」 リコ「オ゛ェ゛」 リコがペンチとドライバーを吐き出したっす。 だけど、コワルスキーがドライバーでふたを開けたとき急に翼が止まったっす。 コワ「……」 隊長「どうした?コワルスキー、早くしないと機械が動きだしちまうぞ?」 コワ「隊長、一つ忘れていた事が」 隊長「……なんだ?」 コワ「機械の設計図に配線の切る順番が書いてあるんですが……設計図は一昨日捨ててしまったんです……」 隊長「覚えてないのか?」 コワ「不覚ながら……」 リコ「リゴ、シッデル゛」 コワ「お前がか?教えた覚えなんてないぞ」新人「コワルスキーって寝てるとき、科学のことばっか呟いているっす」 コワ「そうだったのか…」 隊長「リコ、さっそくやってみろ」 コワ「いっとくが、一つでも間違うとこの居住区は跡形もなく吹っ飛んでしまうぞ」 隊長「何!?リ、リコ、私はお前のことを信じるぞ?じゃ、邪魔になるといけないから私たちは基地の中で待機してるぞ?」 でも基地の中では、世界の終わりみたいに叫んだっす。 隊長「もうおしまいだー!!」 新人「荷物を持って引っ越しましょう!」 隊長「そうだな、"コードネーム『動物園から脱退』作戦開始!"」 コワ「ちょっと待ってください、これだけ長い間叫んだり焦ったりしてますが、爆発の音が聞こえてきません」 新人「まさか、レモネード・メーカーをもってどこかに行ったんじゃ……」 隊長「上に行こう!」[newpage]隊長「リーコー?」 リコ「イ゛!」 新人「は、配線が、切れてるっす、切れてるっすー!」 隊長「よくやったリコ!!」 リコ「バンザーイ゛」 新人「ばんざーい!」 コワ「ばんざーい!」 隊長「よかったよかった!」 新人「所で隊長、電源は切ったっすか?」 隊長「あ……」 コワ「配線が自動で戻る前に電源を切らないと……」 ドッカーン コワ「また動きだすんです……」[newpage][chapter:秘密のクレイジーボーイ] 日記さんへ、今日はジャンケンをたくさんしました。 でも、僕はもう二度とジャンケンはしないと決めたっす。 新人「ジャンケンポン!」 コワ「よし、パーだ!晩ご飯はいただき!」 新人「そんなー、三回勝負にしよう?」 コワ「三回戦にしても、お前の勝つ回数は余計に増えるだけだ、晩ご飯を取り戻せる確率は……0だ!」 隊長「コワルスキーは頭の回転が早いからな、みんなのジャンケンの癖が分かるんだろう」 リコ「ヤ゛!ヤ゛!」 隊長「落ち着けリコ、コワルスキー以外、今夜の晩ご飯はお預けだ、うう……(泣)」 新人「ジャンケン……なんて恐ろしいんだ!」 コワ「これからは、ジャンケンの達人と呼んでください!」 ジュリ「あー、お楽しみ中のとこ悪いんだが、ジャンケンって何のフルーツか知っておるか?」 隊長「リングテール、今なにをしてたか分かるか?ジャンケンだ!」 ジュリ「うん?どこにもないぞ、ジャンケンなんて」 コワ「ジャンケンはフルーツではなく遊びだ、物事や争いごと、決着を付けたいときに便利なものだ、そのおかげでみんなの晩ご飯を独り占め出来たんだ、やった!!」 ジュリアン「それで……どう遊ぶんだ?」 コワ「手を拳の形にして、肘を直角に曲げてから、合図とともに素早く振り下ろす。 それと同時にかけ声をだすんだ」 隊長「コワルスキー!!、分かりやすく説明……いや待て、リングテール、出ていけ!」 ジュリアン「いや、わしは絶対出ていかんぞ!」 隊長「それじゃあ……ジャンケンで決めよう、それでいいか?」 ジュリアン「うーん……何か引っかかる気がするな……よしいいぞ」 新人「一回戦スタート!」 コワ・ジュリアン「ジャンケンポン!」 コワルスキー グー ジュリアン チョキ 隊長「勝負はついたな」 ジュリアン「ちょちょちょちょっと待て!まだ一回戦ではないか、勝てるチャンスはある」 コワ「いーやジュリアン、お前の勝つ確率は底辺に近い」 ジュリアン「キングは必ず勝つって決まっておるのだ!」 隊長「さっさと出ていけ!!」[newpage]ジュリアン「モーリス、何か考えてくれ」 モーリス「えーと、キング・ジュリアン?私には何のことだか分かりません!」 ジュリアン「さっき話しただろう?」 モーリス「話してません!根本から分かっていません!!」 モート「モート飛び跳ねるー」 ジュリアン「もういい……仕方がない、モートに頼むことにする」 モーリス「そうしてくれると助かります……」 ジュリアン「モート、アイデアを出してくれ」 モート「モートわからなーい」 ジュリアン「わからないはいらないだ!とにかく…」 モート「ジャンケンする!」 ジュリアン「だめだ!ジャンケンはキングのためにあるスッポルタなのだ、モー…」 モート「モー、トも、ジャン、ケン、するー!!」 ジュリアン「わぁーったわぁーった……」[newpage]隊長「新人、何をしているんだ?」 新人「な、なんでもないっす、よ?」 隊長「今まくらの下に何か隠しただろ?観念して出せ」 新人「なにもないっすから……あ!」 隊長「……!?枕から、ピーナツバターチョコバーがたくさん……」 新人「隊長、これには理由があって……別に隊の予算を使ったわけではないんです、そんな怒った顔しないでくだ…」 隊長「しーんーじーんー!!」 新人「うわー!?」 ジュリアン「ちょっとおじゃまするぞ?」 隊長「なんだ!!」 新人「よかった……」 ジュリアン「そのジャンケンとかいうスポルタのリベンジをしにきたのだ、モートと一緒にな」 モート「ひゃっほー!!」 隊長「しょうがない、コワルスキー!」 ドッカーン!! ラボが爆発したっす コワ「けほっ、すいません隊長、今レモネード・メーカーを直していたところで」 隊長「……後で話がある、その前にこいつらとジャンケンしてくれ」 呆れた顔の隊長 コワ「はぁ……しょうがない、さっさと終わらせよう」 ジュリアン「モートが相手になるぞ」 ジャンケンポン! モート チョキ コワルスキー パー コワ「!?ま、負けた!?」ジュリアン「モート!お前は天才だ!」 モート「やたー!」 コワ「ここ、こんなはずでは……」 隊長「まだ一回だコワルスキー、まだ巻き返せる」 コワ「隊長、ジャンケンというのは公平でもあり不公平でもある、不思議な遊びなんです。 誰にだってくせの一つや二つ出るもので、隊長は目が動き、新人は顔にでて、リコは呻き声で分かるんです。 」 隊長「つまり何が言いたい?」 コワ「モートは脳天気すぎて、くせがないんです!!」 隊長「何!?」 ジュリアン「分かったかペンギン、モートはジャンケンの天才なんだ」 隊長「くそっ!こんなキツネザルに負けるなんて……!」 新人「隊長……コワルスキー……」 ジュリアン「わしはうれしーぞー!」[newpage]コワ「何故だ!何故負けたんだ?」 新人「コワルスキー、深く考えない方がいいっす、ジャンケンに公平も不公平もないんだ、勝っても負けても笑って人生を過ごせるんだから。 」 コワ「いや、ジャンケンは物事を決める大事な行事みたいなものだ、お前には分からないだろう、新人」 新人「分かっているよ、大切なのは、"自分は変えられる"ということっす」 コワ「変えられる?そうか分かったぞ!」 コワ「モート、お前にリベンジを挑みに来た」 ジュリアン「おおー、誰かと思えば頭でっかちではないか」 モート「ジャンケン!好き!」 ジュリアン「今度もモートが勝つとわしは信じておる」 コワ「それはどうかな?いくぞ……ジャンケンポン!」 コワルスキー パー モート グー ジュリアン「!?何故だ!モートが負けた?そんなことありえない!」 コワ「ごく簡単なことだ、私はジャンケンに勝つため相手のくせを見つけてきた。 しかしモートにくせは無い、だから無意識にパーを出した、ただそれだけだ」 ジュリアン「モート!お前が悪いんだぞ!!」 モート「そんなぁ……」[newpage]こうして、コワルスキーとモートのジャンケン勝負はコワルスキーの勝ちで終わったっす。 ところで日記さん、なんで最初に「ジャンケンは二度としないと決めた」と書いたのか教えるっす。 それは、あのあと隊長が「新人のおやつ代はジャンケンで負けた分よさんから削減する」って言ったから何っす。 あんまりっす!ひどいっす!!でも、ひどい目にあったのは僕だけじゃなかったんだ、それはまた明日かくことにします。 新人「よーし書けたー、今日も忘れずに書けたぞ!」 隊長「就寝時間はとっくに過ぎているぞ新人、早く寝ろ」 新人「分かってるっす…」 続く?.

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マダガスカル・モートのウザかわいい設定!声優、グッズ、ぬいぐるみ

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メンバー [ ] アニキ( 1977-07-12 (42歳) - )• 本名:吉間 洋平(きちま ようへい)• やくざ風キャラでのネタでは「アニキ」担当。 身長167cm、足のサイズ26cm、はB型。 趣味は巡り。 特技は人の血液型を言い当てること。 好きなものは、、。 好きな映画・ドラマは、、。 、、のファン。 幼稚園の頃から笑わせることが好きで、この時から芸人を目指したい思いを持っており、卒園文集には「社長かさんになる」と書いたほどだった。 進学校出身で大学を出ている。 時代は部だった。 、(NSC)東京校に7期生として入学。 にお笑いコンビ「バロン」を結成。 所属は最初、。 後に東京に移籍し、にコンビ名を「バロン」から 「ばろん」に改名。 に松竹芸能を退社し、で活動した後、からサンミュージックに所属。 ばろんはに行われた「TEPPEN王座決定戦」()で勝利し、第16代TEPPENチャンピオンになる。 ばろんは2014年に解散。 この解散した時には、引退するか続けるかすごく気持ちが揺れたという。 に一般女性と結婚。 にのドラマ『』に出演。 2019年7月21日を開き『アニキのショートショート』を自費出版。 ノブオ( 1985-03-06 (35歳) - )• 本名:川口 直哉(かわぐち なおや)• やくざ風キャラでのネタではアニキ(吉間)の舎弟「ノブオ」を名乗る。 身長171cm、足のサイズ26. 5cm、はO型。 文学部卒業。 かつては東京所属のお笑いコンビ『 白猫』のメンバーとして活動(白猫時代、で3回戦まで進出したことがある)。 その後東京に移り、で同じクラスになり、同大学のコメディ研究会の同窓生だった野村大輔とのコンビ『 』を春に結成。 だいなおは同年の夏にライブを見に来ていた松竹芸能東京支社長のに声を掛けられ、松竹入りが決まる。 だいなおはに解散。 だいなお時代はをかけており、と自称「スタイリッシュ」担当だった。 だいなお時代は旅芸人を自称、また2010年10月からはJAグループのキャンペーン「JAゴー号」全国キャラバンで、一年間かけて全国のJAを回りながら動画を配信するという活動もしていた。 そのため、日本の47都道府県は全て制覇、海外渡航歴も10か国以上ある。 趣味は、、。 ゲームはかなりの知識があり、「」にゲームプレゼン担当で出演している。 実家はの焼肉屋「YANVAN」。 免許の資格を持つ。 深夜ラジオ好き。 小学校の卒業文集に、芸人になりたい思いを書いていたことがあった。 に一般女性と結婚。 娘がいる。 同じ事務所の先輩、かもめんたる槙尾ユウスケ率いる槙尾会のメンバーであり「ラジオかもめんたる」に不定期に出演中。 2018年3月からYouTubeにて「のびのびノブオちゃんねる」でゲーム実況を配信中。 2018年12月3日にレシピ本である『ノブオのこつまみ』を発売。 (、) 略歴 [ ] 二人はかつて所属していた松竹芸能時代から仲が良く、前に組んでいたそれぞれのコンビ(ばろん、だいなお)が解散したのもほぼ同時期で、だいなおが解散したことを知ったアニキがノブオに声をかけ、一緒にやるかということになりに結成。 結成した当初のコンビ名は 「アロマリーゼント」。 ノブオはアニキに付いてサンミュージックに合流する形となり、にサンミュージック所属が決定する。 これと同時にコンビ名をアロマリーゼントからペンギンズに改名。 このコンビ名を付けたのは先輩の阿諏訪泰義、で、アニキが好きであるからということに由来しているという。 芸風 [ ] 結成した最初の頃は、ノブオはだいなお時代と同様に眼鏡姿で出演し、二人曰く「静かな感じ」の漫才をしていたが 、結成した年・2015年ので1回戦敗退に終わり、「これではまずい」として試行錯誤した末 、 - 頃からアニキが「この怖い顔を活かす」として、ノブオもキャラを変えてやくざ風キャラでのネタを始めた。 この結果、ライブの客や先輩たちの反応も良くなったという。 二人の年齢差は8歳だが、この年齢差がリアルさを増して、この差が無いとネタも成立しないとしている。 ネタではノブオが甲高い声で、アニキがドスの利いたような低い声で演じている。 パターンは、ドジなノブオがアニキに叱られたりたしなめられたりされるなどの流れがある。 やくざ風キャラにしてから、など顔だけの指名でオファーが来るようになったと言う。 ネタは二人が共同で書いていたが 、最近はノブオが書きアニキが最終チェックを行うというスタイルになっている。 アニキに質問をした場合は、ノブオが「こっち(ノブオ)を通してもらっていいっすか」とよく言っている。 この一連の漫才ネタは、一部で「漫才」と言われたこともある。 ノブオは自分のキャラづくりについて、テレビドラマ『』のを参考にしているという。 最初は特にこれを意識はしてなかったが、ある日に「参考になるから見ろ」とノブオの父から『傷だらけの天使』のが送られて来たという。 なお、アニキはコワモテ系俳優を参考にしているという。 しかし、私生活ではアニキが系であるなどキャラが正反対だという。 出演 [ ] テレビ [ ]• ()- アニキのみ「サバツー・ザ・シェフ」コーナーの2ndシーズンに出演• ()-• 人志松本の決めて欲しい話 フジテレビ アニキのみ「運動会の友達の弁当の話」 2016年3月6日• ()- 2016年10月15日• () - 2016年11月9日、アニキのみ• (日本テレビ) - 2017年1月1日• (日本テレビ)- 2017年1月15日「山-1グランプリ」• ()- 2017年1月21日• (フジテレビ)- 2017年1月26日、2017年5月18日「とんねるず国際空港 お笑イミグレーション」、2017年3月23日「全落ハイサイクラシック(予選会)」• (テレビ朝日)- 2017年2月7日・2月8日・2月15日・2月18日・2月21日・2月22日・2月25日・3月2日・3月30日・3月31日・4月6日・4月18日・5月11日• (テレビ東京)- 2017年2月25日・3月4日• (テレビ東京)- 2017年5月28日・6月4日• 2時間SP() - 2017年3月26日「パクり-1GP」• (テレビ朝日、2017年4月3日 - )- レギュラー出演• (日本テレビ)- 2017年4月29日• (テレビ朝日)- 2017年6月3日• (日本テレビ)- 2017年6月5日• (テレビ朝日)- 2017年7月18日• () - - 7月9日• (2018年4月1日・2018年10月7日 、2019年4月7日 、TBS)• (TBSラジオ)- 2016年12月月間チャンピオン• (ニッポン放送) 2017年4月1日放送の回で優勝、下記のオールナイトニッポンRの1日パーソナリティ権を獲得した。 前回優勝者として2017年9月30日の回でもMCを務めた。 ペンギンズの()- 2017年08月27日• (JFN PARK)-2019年03月22日-2019年05月03日 全4回 ウェブテレビ [ ]• ウルトラゲームスpresents エンドレス・マリオメーカー(2018年1月22日、・ウルトラゲームスチャンネル)助っ人 ライブ [ ]• 2016年12月月間チャンピオン• 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• 2016年10月1日. 2017年1月26日閲覧。 101「今月のコンテンツガイド」• 2017年7月28日. 2018年3月12日閲覧。 2016年10月1日. 2017年1月26日閲覧。 (2017年1月26日閲覧)• (2017年1月26日閲覧)• 『若』2018年8月12日放送分。 チバテレ. 2018年6月7日. 2018年6月9日閲覧。 お笑いナタリー 2018年6月7日. 2018年6月9日閲覧。 TBS. TBSテレビ. 2018年10月7日閲覧。 Inc, Natasha. お笑いナタリー. 2019年4月10日閲覧。 2017年10月1日閲覧。 お笑いナタリー 2018年1月19日. 2018年1月19日閲覧。 外部リンク [ ]• vqQhsblHqsTFVMr -• b158618e0c31462 - 前アカウント• factory578 - (前々アカウント)• mar06nao -• - お笑いナタリー、2018年4月5日閲覧• ガミガミ• (、)• 菓子めたる• カチューシャ• カニササレアヤコ• グレムリン• (、)• 齋藤梓• (、棟田康介)• 下町ミュンスター• 第2PK• 滝多津子• チバハラ• ヒガ2000• 平岡大樹• ヒロイン• (、)• ホイップクリーム• (、)• マンマーレ• (、)• モンローズ• ゆきち• ラストライド• わにれんげ フリーアナウンサー.

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#2 ペンギンズ大作戦! 第1話

ペンギンズ モート

眩しい陽射しが、燦々と街全体に降り注いでいる。 ニューヨーク市、マンハッタン。 売店から拝借したであろうストロー付きの飲み物を片翼に、そこに仰向けで寝転がったのはスキッパーだ。 動物園職員のアリスが屋内から出てこない事を良いことに、お気に入りのビーチチェアで日光浴をしながら午後のひと時をゆっくりと過ごす予定らしい。 部下である他の三羽のペンギンは、氷山のすぐ真下にある地下の秘密基地内にいる。 コワルスキーが新たな発明に成功したらしく、リコはその実験台、プライベートは恐るおそる両者の手伝いをさせられている。 眩しい空はどこまでも青く晴れ渡り、風がないため、プールの水面も穏やかだ。 動物園内に植えられた樹々も植物も、午後の明るい陽射しを受けて、きらきらと緑の葉の色合いを輝かせているようだった。 なんだ、と思う間もなく、それはそのままセメント造りの平らな氷山の上に激突して見事に跳ね上がり、ちょうどビーチチェアの上で寝転ぶスキッパー目掛けて勢いよく落下した。 「ペンギン、なんでここにいるのぉ?」 間延びした、舌ったらずな喋り方をする。 スキッパーは目を回して呆れた溜め息を吐いた。 「それはこっちのセリフだ、退け。 目ん玉」 「おぉー、ふわっふわだねー」 ひとの話を聞いているのかいないのか、モートはスキッパーのお腹の上に乗ったまま、興味津々といった様子で彼の白い羽毛を撫で回し、ウフフッと楽しそうに笑い声をあげた。 このモートという小動物、見た目は愛らしくても、基本的に話が噛み合わない。 スキッパーは苛立たしげに嘴の端を歪めた。 モートが飛んできたおおよその検討はついている。 おそらく己の欲望に負けて、同じキツネザルである自称「キング」ことジュリアンの足に触ってしまい、ここまで遥々蹴り飛ばされてしまったのだろう。 その瞬間の様子がありありと目に浮かぶ。 居住区の最も高いところに据えられた王様チェアに座るジュリアンは、睨み上げるスキッパーと目が合うや否や、ツンと顔を反らして悪びれた風もなく王冠を被り直した。 「リングテール・・・!」 「ペンギンのあし、キズだらけー」 「・・・今度はなんだ目ん玉」 午後のひと時を邪魔されたスキッパーの心うちを知る由もないのだろう、モートはふさふさの尻尾を揺らしながら今度はスキッパーの足元に屈み込んでいた。 おまけに、ビーチチェアに置いてあったはずのストロー付きの飲み物も両手にしっかりと抱えている。 後退るようにしてスキッパーが少し脚を引っ込めると、モートは何事か思い出したようにパッと顔を上げて丸い瞳を輝かせた。 「マダガスカルにいたとき、モートもあし、いっぱいキズがあったよぉー」 「・・・・・・あー、そうか」 「ペンギンも、おんなじ!」 唐突に、そんなことを言う。 スキッパーは思わず自分の足を見やった。 白い羽毛に半分を隠された水掻きのある足は、よく見れば確かに、皺とは違うたくさんの傷痕がうっすらと残っている。 跡だけが治らずに残ったその傷の大半は、おそらく八年に及ぶメキシコのジャングルでの潜伏任務中に付いたものだろう。 ジャングルにペンギンは適していない。 密集して生い茂る樹々の間を歩くだけでもひと苦労したことをスキッパーは覚えている。 移動も腹這いになって滑ることが出来れば速いのだが、密林の地面には大小様々な形の植物が覆い被さり、ところどころうねった木の根も出ているため非常に足場が悪いのだ。 スキッパーの脚も水掻きもあっという間に傷だらけになった。 先ほどの苛立ちから一転して、懐かしい思い出に自然とスキッパーの目が柔らかく細められる。 「そうか・・・そうだな、そんなこともあったな。 マダガスカルじゃあないが、案外おまえと同じ共通点があるのかも知れないな」 「モート、ペンギンとおんなじ!」 スキッパーが意外にも嘴の端を上げてやさしく微笑むと、モートは万歳をするかのように両手を挙げて全身で喜んだ。 しかしその際、モートの持っていた飲み物がポーンと滑るようにして両手から離れてしまい、派手に中身を撒き散らしながらビーチチェアの上に真っ逆さまに落ちてしまった。 「あ」 「なんてことだ!」 「あ、あー、のど、かわいてたんだねぇ」 さすがのモートもビーチチェアを指差してウフフッと気まずそうに笑うと、すぐさまスキッパーに背を向けてぴょんぴょん走りながらペンギン居住区を出て行ってしまった。 「何なんだ一体、わたしを休ませる気はないのか!」 飛んだ金属製のハッチは回転しながら真っ直ぐにプールへと落下し、拳で殴り付けるようにして思い切り水面を叩き割った。 跳ね上がった大量の水飛沫はお約束と言わんばかりにスキッパーの体へと降り注ぎ、頭の先から爪先まで見事にずぶ濡れとなってしまった。 もくもくと黒煙を上げる基地の入口から、一羽、また一羽と、身体を黒焦げにした部下たちが咳をしながら這い出てくる。 「タイチョ! ドカーン! イェー!」 「たいちょおぉー、聞いてくださいっスー」 それは太陽が燦々と光り輝く、ある晴れた日の午後のことだった。 end.

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