やはり 俺 の 青春 ラブコメ は まちがっ て いる ss。 「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」最終章を思わせるキービジュアル&最新PVが公開!

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やはり 俺 の 青春 ラブコメ は まちがっ て いる ss

「失礼します。 」 澄んだソプラノの声でそう言って雪ノ下がF組に入ってきたのは、1時限目の数学が終わったばかりの休み時間だった。 俺はいつも通り机に顔をふせたまま、耳だけで確認する。 ていうか雪ノ下がここに来るなんて珍しいな。 俺か由比ヶ浜にでも用事か? だがこのぼっち歴17年の比企谷八幡。 こんな初歩でひっかかってやるほど甘くない。 いくら日常的に会話している相手だとしても、俺のようなぼっちに会いにくるヤツなんてそうそういない。 ソースは俺。 大方、由比ヶ浜に会いに来たんだろう。 一応知り合いということで寝たふりを続けながらも耳は傾けておく。 …知り合いでいいよね?小町との顔合わせのとき知り合いって言ってたもんね? 「由比ヶ浜さん。 昨日借りたDVDなのだけれど、もう見終わったから返しておくわ。 ありがとう。 」 「あ、ゆきのん。 もう見終わったの?ゆっくりでよかったのに。 それでどうだった?面白かったでしょ?」 やはり雪ノ下の用事は由比ヶ浜だったようで、どうやら昨日借りていたDVDを返しに来たらしい。 そういえばなんか貸してたな、由比ヶ浜のヤツ。 たしか猫の映画みたいなの。 昨日は日曜で、雪ノ下の家で出張奉仕部とは名ばかりの映画鑑賞会をしていた。 3人で好きな映画を持ち寄って鑑賞していたのだ。 ちなみに雪ノ下はもちろんパンさんの映画。 由比ヶ浜はなんかラブロマンス的な頭のわるそうなものだった。 そして俺はなんとホラー映画。 中学の時流行ったおきまりの幽霊ものだった。 …別に話題作りのために購入したものが一度も見ることなく埃をかぶっていたからといって持ち出したわけじゃない。 購入した目的が達成されるからちょっとうれしかったなんてことはない。 まあ、雪ノ下も由比ヶ浜もめっちゃビビッてたが。 終わった後雪ノ下から超罵倒されたまである。 「ええ。 とても興味深かったわ。 特にラストのシーンの母猫が子供をみつけるところは脚本もさることながらあの演出の出来も秀逸ね。 それから照明の当て具合もアメリカンショートヘアの上品さにみがきをかけていてとても素晴らしかったわ。 」 「そ、そう?とにかく、面白かったわ。 ありがとう。 」 ちょー早口だったんですケド。 雪ノ下は猫のことになるとかなり饒舌になるらしい。 わかってたけど。 「ああそれと、比企谷くん。 」 「え、あ?俺になんか用か?」 やべえ、聞き耳立ててたの気づかれた? 「あなた昨日、私の家に上着忘れていったでしょう?はいこれ。 」 そういって俺に袋を手渡してきた。 あ、そういえば帰るときそんな寒くなかったから着るの忘れてたわ。 ハチマンうっかり。 「あ、ああ。 悪いなわざわざ。 」 「ええ本当にね。 あなたが忘れてくれたおかげで部屋に消臭剤を置かなくてはならなかったわ。 」 「まじかよおい。 え、なに、そんな臭うの俺?うわ、洗濯までしてあるし。 比企谷菌パネェ。 」 「いや今汚したって言ったよね。 それ以上口にするとあなたの口にファブリーズを吹きかけることになるわよ。 」 ファブリーズかよ怖えよおい。 なに?俺の口臭そんなに臭うの?自分では普通だと思うんだが。 「それから、あなたの使っている洗剤は汚れが落ちにくいから、別のにするといいわ。 香りもあまり好みではなかったから。 」 そういって雪ノ下は教室を出ていった。 え、洗剤てなに、もしかして嗅いだの?俺の上着嗅いだの?てかお前の好みてなんだよ。 由比ヶ浜がなにか言いたそうにしているが、タイミングよく次の授業の教科担が教室に入ってきてしぶしぶ席についていた。 いや俺だって何が何だか。 [newpage] 「失礼します。 」 2時限目が終わり少しすると、またしても雪ノ下がやってきた。 なに、通い妻ゆきのんなの?なにそれグっとくる。 今度はなんだ?また由比ヶ浜に用事か?今日はやけに多いな。 「比企谷くん。 少しいいかしら。 」 と思ったら雪ノ下は俺の方へ歩いてきた。 なんかあったっけ? 「さっきぶりだな。 どうしたんだ?」 「いえ、シャープペンの芯を分けてほしいのよ。 」 「はあ?そんくらい同じクラスのヤツに頼めよ。 」 「たいして親しくもない人にもらうなんて申し訳ないじゃない。 」 え、つまりこうして頼める俺はある程度親しいってこと?うれしいじゃねえか雪ノ下め。 「それにあなたならばなんの罪悪感もかんじないもの。 」 だよね!ハチマンもそう言うと思った。 まあ、あの雪ノ下に貸を作れることだしここは素直にやるとしよう。 「ほらよ、0. 5でよかったか?」 「ええ、問題ないわ、ありがとう。 まことに遺憾だけれど、あなたに一つ貸をつくっておいてあげるわ。 」 「へーへーそうですか、っとそういや次体育なんだわ。 着替えなきゃなんねーからもう行く。 んじゃまたな。 」 「…体育。 そう、ではまた。 」 そーいやたしか次の体育ってマラソンだったっけ。 やべえ絶対汗かくよこれ。 タオルもってくりゃよかったわ。 ぜぇ、ぜえ、ぜぇ… ちくしょー、1時間ぶっ通しで走らせるかよ普通。 おかげで汗めっちゃかいちゃったじゃねーか。 心の中で愚痴をぐちぐちとつぶやきながら近場の水飲み場まで歩いていく。 俺今まで一番目が腐ってる自信があるわこれ。 さっきすれ違った女子に悲鳴あげられたからな。 ゾンビもかくやというほどの不気味さだったのだろう。 そんなことを考えながら歩いているとまたもや例の人物とエンカウントしてしまった。 「比企谷くん。 」 「おう、どうした雪ノ下。 お前がこんなとこ来るなんて珍しいな。 」 「確かにあまり来ないけれど、どうしてあなたが私の行動範囲を熟知しているのかしら?…もしかしてあなた私のストーカー?それとその普段より一層腐った目を向けるのをやめなさい。 とにかくその目をどうにかしなさい。 通報するわよ。 」 「うるせーな、イメージ的にだよ。 あと目のことはどうしようもない、今更だろ。 」 会ってすぐの罵倒。 今日はよく顔を合わせるが、そこはさすがの雪ノ下。 いつも通りの切れ味だった。 「しかしどうしたよこんなところで。 移動教室ってことでもなさそうだし。 」 「さっきの休み時間の借りを返しに来たのよ。 はい、これ。 」 そういって雪ノ下が差し出したのはパンさんが刺繍されているフェイスタオルだった。 ぶれねーな。 「どうせあなたのことだからタオルなんて持ってないと思ってわざわざ持ってきてあげたのよ。 …ああ、あなたのような目の腐ったどうしようもないダメ人間は女子からタオルなんて借りたことなんてないのでしょうけど、そんなに喜ぶことはないわ。 だって私は借りを返しただけだもの。 他意なんて微塵もないから安心しなさい。 」 「へーへーそうですか。 …でもマジ助かったわ。 サンキューな。 」 「そ、そう。 ありがたく思いなさい。 あなたのような目も性格も言動も性根も腐った専業主夫志望の引きこもりのどうしようもない、あと目が腐った人に慈悲深く接してあげられる女性なんて私くらいのものだから。 」 目が腐ったって2回言ってるよこの人。 …ああ、両目ってことですかねハハッ。 雪ノ下の早口罵倒を聞き流しながら顔の汗を拭う。 まあ俺を人扱いしてくれているのだから多少機嫌はいいのだろう。 ごきげんのんですねわかります。 「…ふう。 サンキュー。 明日洗って返すから。 」 「いえ、その必要はないわ。 私も午後に体育があるから必要なの。 それにあなたに預けるなんて気持ち悪くてしかたないわ、いやらしい。 いいから返しなさい。 」 「い、いやでもほら、俺の汗拭いちゃってるし。 訴えるわよ。 」 「わ、わかったって。 」 怖えよ雪ノ下。 なにマジになってんの?だが俺の昼飯のおかずのこと心配してくれてるゆきのんマジ天使。 と、そこで4時限目の予鈴が鳴る。 「あら、もう時間ね。 では失礼するわ。 」 「お、おう。 またな。 」 そういってどこか満足そうな雪ノ下と別れる。 って、結局水飲めなかったじゃねーか!俺に水を飲ませずに脱水症状を引き起こさせようという作戦か!策士ゆきのん恐るべし…。 [newpage] 4時限目の体育も終わり、着替えを済ませ、ようやく一息つく。 なんか今日はやけに雪ノ下と関わる日だな。 いつもなら放課後ぐらいしか顔を合わせないのに不思議なもんだ。 おっと、早く購買行かなきゃパン売れ切れちまう。 迎えにきたわ。 」 「あ、ゆきのーん。 ごめんね。 みんなと話してたら遅くなっちゃった。 」 「いえ、構わないわ。 私もこの教室に用があるの。 」 「うぇ、お、俺?」 「ええあなたよ。 今から部室で部内会議をするから来てちょうだい。 」 「あ、ああ。 あなたの分のお弁当を用意してあるの。 すぐに来なさい。 それから学食も既に満員だそうよ。 ウチは校外への外出は禁止だからコンビニもいけないわ。 さあ、これであなたは私のお弁当を食べるしか道はないわ。 」 そう早口でまくしたてる雪ノ下。 え、てかまじかよ。 あの雪ノ下が俺に弁当?明日は槍でも降るんですか。 騒音被害として環境庁に訴えるわよ。 ただ今度はあなたに貸をつくってあとで材料費を請求しようと思っただけよ。 決して善意や好意などではないわ。 食えばいいんだろう、食えば。 」 だって背景にゴゴゴゴゴって擬音が見えるんだもん。 抵抗する気失せるわ。 「そう。 素直なあなたは結構好きよ。 さあ、行きましょう。 」 …好きって言われて今までの罵倒とか蔑みとか全部許しちゃいそうになる俺ガイル。 べ、別に雪ノ下の手作り弁当が食べたいわけじゃないんだからねっ。 全くもって不本意で不快で不愉快だけれど、この私が直々に食べさせてあげるわ。 感謝しなさい。 」 雪ノ下のこの笑顔に、すっかり惚れてしまっているだけだ。

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やはりわたしの青春ラブコメはまちがっている。

やはり 俺 の 青春 ラブコメ は まちがっ て いる ss

俺は今、川崎沙希と二人きりで出かけている。 総武高時代の捻くれた、いや、今もその点は大して変わらないが当時の俺であれば女子と出かけるとあれば何かしらの理由をつけてデートではないと断言していただろう。 しかしこれはれっきとした恋人同士のデートとして出かけている。 大学へ進学して同じ学部になった彼女とは高校時代の縁もあり、講義を受けたり昼食を摂ったりと一緒に過ごす時間が増えてきた。 一緒に昼食を摂るのが俺へ弁当を作ってくるまでに発展したりもするがこれも単なる付き合いであり互いにこの関係に口を出す事もなかったのでまだ友人のような関係だった。 美人で男の目を引く川崎は合コンにもよく誘われるようでそれを避けるために俺と恋人のフリをする事も頼まれたりした。 それもきっかけの一つにすぎない。 それから大学二年になる頃に告白された。 彼女から見れば俺と関係がある女子がいるように思えて中々その想いは伝えられなかったようだ。 そんな俺も総武高を卒業するまでに特に誰かを関係を築くという事もなかった。 だが小町や大志の後押しもあったらしく、その数年分の想いを伝えて俺もそれを受け入れる。 こんな捻くれた俺はそうそう簡単に恋人なんか出来るとは思わなかったが意外とあっけないものだ。 それからは俺がおバカな事を言って彼女に突っ込まれたりする事が多いものの、関係自体は良好に続いている。 タグ : 結衣「ゆきのーん。 ここの問題教えてー?」 雪乃「ここはこうで……」 いろは「雪ノ下せんぱーい。 生徒会の仕事で相談なんですけどー」 雪乃「これはこうで……」 八幡「……」 八幡(雪ノ下は、二人に甘い。 初めての友達と慕ってくれる後輩だ。 多少舞い上がるのもやむなし、いやそもそも元からこういう面倒見のいい性格だったのだろう) 八幡(今まで孤独だった雪ノ下の交友関係が広がっていくのは、本来望ましいことだ……) 八幡(だがしかし、その輪に入れて貰えないばかりか罵倒されてばかりいる俺としては、奴らがのほほん仲良ししているのは面白くない) 八幡(だから俺は、ほんの少し意地悪をしてやることにした) 八幡「雪ノ下。 お前、由比ヶ浜と一色どっちの方が可愛いと思う?」 雪乃「え?」 八幡(この質問によって雪ノ下は二人の間に明確な優劣を付けざるを得ない。 どちらを選んでももう一方を傷つけてしまう、悪魔の質問だ) 雪乃「そうね………………」ジッ 八幡(顔に手を当て呟いた後、雪ノ下は押し黙ってしまった。 ……いや熟考し過ぎだろ。 かなり高レベルな次元で競り合ってるのがはたから見て取れる。 それを察した二人も嬉し恥ずかしはにかんでいた) 雪乃「……ごめんなさい、選べないわ。 どちらも可愛い、では駄目かしら?」 結衣「ゆきのーん!」ガバッ いろは「雪ノ下せんぱーい!」ガバッ 雪乃「?な、何?」 八幡(雪ノ下は最高のたらし発言をした後二人に抱きつかれる。 策士八幡の思惑叶わず、三人の絆はより深まったのでした。 めでたしめでたし。 vip2ch.

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PC生活: ※ss select>やはり俺の青春ラブコメはまちがっている(八幡-川崎沙希ルート)

やはり 俺 の 青春 ラブコメ は まちがっ て いる ss

千葉に帰郷した比企谷八幡は、知人と再会する。 そのときめきは、マッカンとともに……。 しかし、彼女との距離は曖昧。 そんな二人の物語。 同じ屋根の下に住んでいる。 女性は今日のために随分と気合いを入れて粧し込んだのがわかる。 相対する俺はスーツ姿でこれまたフォーマルな装い。 互いの胸にはナンバープレート。 因みに俺の数字は『12』。 全5話 執筆中 作(pixiv) 「いくもん、けーちゃん、お出かけするもん!」久しぶりに来る東京駅にはイロイロと新しい発見がある。 東京バナナの新フレーバーが出てるとか、昔好きだったカレー屋さんが店をたたんでお洒落な喫茶店になってたとか、京葉地下ホームがまたちょっと遠くなったとか。 あ、もともとか。 全3話 執筆中 作(Pixiv) 自販機の光に照らされて、横のゴミ箱がぼんやりと見えるのだが、その前に何かがヤンキー座りで項垂れている。 タイトな感じのスーツは素晴らしいボディラインを惜しげも無く晒し、ショートの髪は青みがかっていて、白く綺麗な頸が見える。 では君は進学も就職もせず、結婚相手を見つけるまでは取り敢えず家事手伝いになるということか」八幡「いや、あの、大学にはいくつもりです…」教師「なら進路調査票には主夫などと書かずに志望校を書きなさい」八幡「あ、はい。 すみません」 全12話 完了 作(pixiv) 「は? 姉の様子がおかしい?」高校二年となり、ある程度経った頃、小町が塾の友人らしき男と俺を引き合わせてきた。 恋人かと思ったがどうもそうではなく、その少年の姉が総武で俺と同じ学年ともあり、何か知らないかと尋ねてきたのだ。 文化祭が終わってから、最近は暇になるとそんなことで物思いに耽ってばかりだ。 全1話 執筆中• 204•

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