洒落 に ならない 怖い 話 まとめ。 怖い話~怪談百貨店~ : 【怖い話 2410話】「呪詛代行」のアルバイトをしていた時の話【洒落にならない怖い話 洒落怖】

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洒落 に ならない 怖い 話 まとめ

洒落にならない怖い話 洒落怖とは、洒落じゃすまされないほどの怖い話をいいます。 決して気のせいではすまされない、 命に関わるほどの危険な目にあった。 そんな冗談にもならない怖い話を集めました。 背筋が凍るほど恐怖を感じたい方は覚悟して読んでみてください。 本物の心霊話は霊を呼び寄せるといいます。 何が起きても当サイトは一切の責任を負えません。 ほんのりと怖い話 ほん怖とは、めちゃくちゃ怖いわけじゃないけどなんだか怖くなるような話をいいます。 普通の話かと思いきやよくよく考えてみると怖い、現実に起こりそうな話だからこそ怖い、 そんなほんのりと怖い話を集めました。 怖い話が苦手な人はまずここから読み始めると良いと思います。 しかし読んでるときはあまり怖くなくて油断していると、 後になって思い出したときに怖くなってくることがあるので注意。 じわじわ来る怖い話 じわ怖とは、日本映画のようにじわじわと恐怖を感じる話をいいます。 読んでいるうちに世界観に引き込まれ怖くてもついつい読み進めてしまうような怖い話を集めました。 びっくり系の話が苦手な人におすすめです。 だけど夜中に読んでしまうとトイレに行けなくなるかもしれません。 じわ怖は読んでいるうちは面白いのですが、読み終わったあとに背後に誰かの視線を感じたり天井に人がいるように感じるのが特徴です。 意味が分かると怖い話 意味怖とは、普通に読んだだけではなんでもない話ですが、文章に隠された本当の意味が分かったときに怖くなる話をいいます。 ちょっとしたミステリー小説顔負けの伏線やどんでん返しに楽しめるような怖い話を集めました。 短い文章の中に仕込まれた伏線に関心させられるものばかり。 意味が分かったときのなるほど!という快感と ゾっとする恐怖はクセになります。 全て解説付きで紹介していますがまずは自分の力で解いてみるとより一層楽しめます。

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洒落にならない怖い話

洒落 に ならない 怖い 話 まとめ

4~5年ほど前に、取引先の人から聞いた話。 その人が言うに、もうだいぶ前の出来事とのことだから、少なくとも10年以上前のことと思われる。 インドネシアにA氏 話してくれた人 、B氏、C氏の3人で仕事に行った。 仕事といっても、半分は遊びを兼ねたような旅行だったらしい。 そんなわけなので、仕事が終わってから10日近い暇ができ、最初の2~3日はのんびりと観光を楽しんでいた。 3人とも現地は初めてではないので、なんとなく退屈さを感じていたところ、 B氏が「ラフレシアを見てみないか?」と言い出した。 ジャングルに入るには、やはりガイドが要る。 C氏が伝をたどってガイドをさがしたところ、幸いにも引き受けてくれる人が見つかった。 翌日、3人はガイドのいる町へ向かった。 そしてガイドと落ち合い、装備を調達すると、その町の安ホテルで1泊した翌早朝、ガイドを含めた4人はジャングルへと分け入った。 念のためにラフレシアについて書いておくと、巨大な寄生花であるこの植物は、数が少ない上に開花する時間も僅かで、なかなかお目にかかることは困難である。 ガイドにも「期待はしないほうがいい」と予め念を押された。 まずは蕾を探し出し、その蕾が開花するまで待って花を見るというのが普通だが、日帰りで何日かジャングルに分け入っても、まず無理だろうとのことだ。 それでも、偶にはジャングル探検も悪くない、何かの話の種になるだろう。 3人はそんな気分であったということだ。 1日目。 何の成果もなく終わった。 A氏はジャングルに分け入るということがこんなにも大変だとは思わなかったという。 何と言っても蒸し暑く体力の消耗が酷い。 おまけに害になる生き物にも常に注意を払わなければならない。 おそらく、他の2人も同じ気持ちであったろう。 2日目。 昨日とは方向を変えたが、これまた成果無し。 疲労困憊でホテルに帰る。 もう、いい加減嫌にはなっていたが、せっかく来たのだからと、明日もう一日がんばってみることにした。 そして3日目。 当然、1日目、2日目とは方向を変えて分け入る。 しかし、やはりというか、蕾さえ発見できぬまま時間は過ぎてゆく。 幾分早い時間だが、かなり疲れもあって、諦めて戻ろうということになった。 ガイドにその旨を告げると、4人は道を引き返した。 2時間半ほど歩いたころ、列の最後尾にいたB氏が声をあげた。 B氏が指差すほうを見ると、遠くに何やら赤茶けた塊が見えた。 「あれ、ラフレシアじゃないのか?」 ガイドは目を細めるようにして見ていたが、突然、顔を引きつらせた。 「急ごう!黙って付いてきなさい!」 ガイドは小走りに進み始めた。 なおもそれを気にして足の進まない3人に振り向きざま言った。 「命が欲しいのなら、急ぎなさい!」 只ならぬガイドの雰囲気に、3人は慌ててガイドの後を追った。 しばらくすると、生臭い臭気が漂ってきた。 ふと振り返ったA氏の目には、赤茶けた物体がさっきより確実に近いところにあるのが映った。 動いているのか?あれは! この臭いがあの物体から発せられているとしたら、あれはラフレシアではない。 実際に臭いを嗅いだことはないが、ラフレシアは肉の腐ったような臭いのはず。 なのに今漂っているのは生臭さである。 A氏はあれがラフレシアではないどころか、何か得体の知れない「嫌なもの」であることを確信した。 自然に足が速まる。 ガイドはもちろん、B氏、C氏もそれに感づいたようで、自然と一行の足は速くなった。 生臭い臭気は、徐々に強くなっている気がした。 後ろを振り返ってみようと思うが、恐怖でそれもできない。 後に続くB氏、C氏の2人もA氏を追い抜く勢いでぴったり付いてくる。 普通の道ではないから、全力疾走というわけにはいかないが、可能な限り速く走った。 ようやく、自動車の通れる道が見えてきた。 ふと振り返ると、それはもう10メートルに満たない距離にいた。 その距離で分かったのだが、それは大きさは2メートル近く、直径70~80センチもある寸詰まりで巨大なヒルのような感じであった。 道に出ると、ガイドが足を止め荒くなった呼吸を整えている。 3人も立ち止まった。 「もう大丈夫だと思います」ガイドが息を切らせながら言った。 A氏は安堵のあまり、その場に座り込んだ。 他の2人も真っ赤な顔をしてしゃがみこんだ。 落ち着いてみると、もうあの臭いはしない。 ジャングルの中を見たが、木々が日光を遮っているせいで、様子は分からない。 「あれは、何なのか?」 ガイドに尋ねたが、首を振っただけで何も答えてはくれなかった。 結局、ホテルに着いても「あのことは忘れてください。 私も詳しくは知らないし、忘れたほうがいいですよ」と、あれが何かは教えてもらえなかった。 後日、C氏が仕事でインドネシアに行ったとき、かなり方々でこの件を聞きまわったようで、いくらかの情報を得ることができた。 それは「人を喰うもの」で、人をみつけると執拗に追いかけ、人が疲れて動けなくなったとき襲い掛かってくるという。 太陽の光が好きではなく、あのとき、もし早めに切り上げていなかったら、ジャングルを抜け出しても追ってきて、逃げ切れなかったかもしれなかった。 それを見たら、現地で言うお祓いを受けなければならない。 お祓いを受けなければ、それは追いかけた人間を忘れず、執拗に狙ってくる。 3人はお祓いはしなかったが、すぐに日本に帰ったので難を逃れたのではないか。 そして、その名前は分からない、というよりも口にしない、ということであった。 学校の帰りに病院にいった。 ママにカレーを作ったといったら、にっこり笑った。 ママが家にいなくて寂しいといったら、もうすぐ家に帰れるといった。 嬉しかった。 「その時は妹も一緒よ」といった。 妹は、ともよという名前だ。 ママはともよをうんだので、病院にいる。 「ともよもカレーを食べるかな」ときいた。 もうちょっと大きくなったら食べるとママはいった。 大きくなったら、ともよにいっぱいカレーを作ってあげようと思った。 7月8日 ママとともよが家に帰ってきた。 パパはニコニコしている。 ぼくはママとパパにカレーを作ってあげようと思ってそういった。 「いいから、おとなしくしてなさい」パパがそういって、何もさせてくれなかった。 ママに遊んでもらおうと思った。 でも、ママはずっとともよと遊んでいる。 7月10日 今日家に、しんすけオジサンとかおりオバサンとおじいちゃんとおばあちゃんがきた。 お正月みたいで嬉しかった。 だけど遊んでくれなかった。 かおりオジサンに本を読んでもらおうと思った。 だけど読んでもらえなかった。 おじいちゃんとおばあちゃんも遊んでくれなかった。 みんなともよと遊んでいる。 「お部屋に帰っておとなしく遊んでいなさい」 みんなにそういわれた。 7月12日 今度の日曜日に、またオジサンやオバサンやおじいちゃんやおばあちゃんがくる。 みんなともよと遊びにくる。 ぼくとあそんでくれない。 「たべちゃいたいくらい かわいいって」 ママはともよを抱っこしていった。 パパも「そのとおりだよ」といった。 「良かったねともよ」とママはいった。 父方の実家での昔の話。 俺がまだ5歳の時のことで、その頃はなんでそういうことが起きたかわからなかったが、 いま考えると、その訳が分かるような気がする話。 父方の郷里は和歌山県。 内陸の方で海は無かったが、周囲は田んぼが多く、春になるとレンゲの花が咲き乱れる、素晴らしい所だった。 父の夏休みを利用して、父も久方ぶりに帰郷したのだと思う。 息子に故郷を見せてあげたかったんだろう。 折しも季節は春で、レンゲ草が田んぼ一面に広がっていた。 写真もあるが、ここでの記憶はいまでもありありと心に再現出来るぐらい、 幼心にとって天国のような記憶だった。 ただ一つだけ、当時は納得いかなかったことを除いては。 一面のレンゲ畑で、父方の伯父と叔母、従姉妹と4人で、夢中で花を摘んだ。 従姉妹は手先が器用だったので、花輪を作ってくれたり腕輪を作ってくれたりと、2人で大はしゃぎだった。 その内、俺は広いレンゲ畑を真ん中の方まで、花を摘み摘み歩き回っていた。 レンゲの花の蜜は甘いことも知った。 遠くに伯父叔母、従姉妹が見える場所まで来て、流石にちょっと遠くまで来てしまった。 と思った俺は、戻ろうと両手一杯のレンゲ草を抱えて、元来た道を引き返していこうとした。 ふと背後に目をやると、そこにさっきまでは居なかった筈の人が居た。 詳細までは覚えていないが、青のワンピースを着た女性だった。 「僕?その花お姉さんにくれるかな?」 そう問いかけられた。 俺は両手一杯のレンゲのうち、半分だけその女性にあげたと記憶している。 やはりこれだけ摘んだのだから、全部は惜しかったのだろう。 女性は「ありがとう。 僕は一人かな?」と俺に尋ねた。 首を縦に振って、一人だということをアピール。 正直な話、お姉さんが奇麗だったので、ませガキの俺は、その頃からこんな調子だった。 お姉さんは俺がどこから来たのか、とかいくつだ、とかいろいろな事を質問した。 お姉さんも手先が器用で、花輪とかネックレスだとかを作ってくれた。 少し奇妙だったのは、お姉さんの匂いが、土のような湿った匂いがしていたこと。 子供心に変だと思った。 「あっちへ行こうか?」 お姉さんは田んぼの真ん中にある、ちょっとした木立を指差して俺を促した。 もちろん、俺はウェルカムだった。 お姉さんは俺の手をぐいと掴んで、さっきとは違う力を込めた感じで俺の手を引いて行った。 お姉さんの豹変ぶりに、俺は驚いたんだろう。 その手を振りほどこうと、手を上下に振った。 しかし、俺を引っ張る力はますます強くなり、ずんずんと田んぼの木立に向かってお姉さんは進もうとする。 「おじさんにきいてからにするからはなして」と、俺はお願いをした。 お姉さんは最初は聞いてくれなかったが、何回か訴えるとしぶしぶ手を離し、俺を解放してくれた。 俺は伯父さんのいる土手へと走って行った。 レンゲを蹴散らし、少し怖かったので急いで走って行った。 伯父さん叔母さんに、いまあった事の顛末を子供言葉で話すと、伯父叔母は「家に戻ろう」と言った。 俺と従姉妹は遊び足りないので最初はぐずったが、伯父叔母の様子が真剣なので仕方なく家へ戻った。 伯父は従姉妹にプリンを与え、俺の手を引いてまた外に出た。 叔父と一緒に田んぼのあぜ道を歩いた。 そういえば、お姉さんは見当たらなかった。 どこにいったんだろう? そう思いながら、伯父に手を引かれるままにあぜ道を歩いた。 向かう先は、さっきの木立だった。 木立の正体は墓地だった。 田舎によくある二~三の墓地が固まっているような、そんな感じの墓地だった。 伯父はどこから出したのか線香に火をつけ、墓に供えて手を合わせた。 俺も一緒になって手を合わせた。 見ると、墓の周りはレンゲで一杯だった。 ひときわ大きなレンゲの塊と花輪が、地面に半分埋まっていた 「K、あのお姉さんは人じゃねんだ。 お化けだ。 お前、連れてかれるとこだったんだぞ」 伯父はそう俺に話すと、 「レンゲ遊びはもう今日はやめだ。 家でおいしいご飯を食べよう」 と、また元来たあぜ道を、俺の手を引いて家へ帰って行った。 「お化けだったの?あのお姉さん?」と道すがら伯父に聞いたが、 伯父は煙草を呑みながら、何も答えてくれなかった。 その日の晩ご飯は、父も驚くぐらい御馳走だった。 夢中でたくさん食べて、腹一杯で寝た。 多分いま思うに、御馳走でその日の事を忘れさせようとしたんだと思う。 夢の中に、あのお姉さんが出てきた。 ひどく残念そうな顔のお姉さんは、「またね」と夢の中で俺に話しかけてきた。 みなさんは「学校の七不思議」なるものを覚えているだろうか? 学校にまつわる怪談が七つあって、全部知ってしまうと死ぬとか、そんな類のものである。 俺の通っていた小学校にも七不思議があった。 ただ大概はまったく信憑性の無い、 というより既存の話を羅列しただけのものだった。 トイレの花子さんとか、理科室の人体模型とか、赤マントとかね。 しかしそんな我が母校に、一つだけ、オリジナルの七不思議があった。 それがこれから話す「暗室」の話である。 少々長くなると予想されるので、 面倒な人はスルーしてくれて構わない。 今でも俺はこの事件がトラウマで、真っ暗な部屋では眠れないw さて、その暗室の話とは、超簡潔にまとめると 「午後3時35分にその部屋の中からノックするような音が聞こえる。 これにノックを返してしまうと、『暗室』の中に引きずり込まれる」というものなのだが、 一応以下にその詳細を書いておく 昔、まだ体罰なんかが普通に実施されていた頃、この小学校にとても厳しいTという先生がいた。 T先生は授業中にうるさくしたり、何かいけないことをした児童を罰する時、 決まってある部屋に閉じ込めるということをした。 その部屋は特別な暗室で、窓は無く、 ドアも小窓のついていない鉄製のもので、内側に鍵がついていなかった。 このため、児童を中に閉じ込めると、外から鍵を開けない限り外に出ることはできない。 照明のスイッチは外にあるため、完全な暗闇の中に放置されることになる。 小学生にしてみればこの罰はかなり厳しく、酷なものであった。 ある時T先生が叱った児童の中に、暗所恐怖症の男の子がいた。 T先生はいつものようにこの子を暗室に閉じ込めようとしたが、 少年は狂ったように暴れてなかなかうまくいかない。 それでもなんとか無理矢理部屋に押し込んで鍵をかけると、 中からドアを「ドンドン!」と激しく叩く音がした。 T先生はそのまま何事もなかったかのように仕事に戻った。 ようやくT先生が少年を開放しに行くと、部屋の中央で彼は冷たくなっていた。 少年はショックで嘔吐しており、その際に喉がつまり窒息死していたのだ。 当然子供の両親は学校とT先生を激しく糾弾し、結局先生は小学校を辞めることとなった。 T先生が辞めた後、その暗室が使われることはなくなった。 児童も他の先生達も気味悪がって近寄ることすらしない。 やがてその部屋の存在すら忘れられかけた頃、ある日を境に部屋から凄まじい腐臭が発せられるようになった。 T先生を知る何人かの教職員はまさかと思い、児童が全員帰宅した後で部屋を開けた。 案の定、そこには首を吊って天井からぶら下がる腐乱したT先生の遺体があった。 床には遺書。 自殺だった。 しかし一つだけ奇妙なことがあった。 先ほど説明したように、この部屋には内側に鍵が無い。 にもかかわらず、部屋の鍵は閉まっていたのである。 そんな奇妙な自殺騒動が収まらぬうちに、今度は学校中で不気味な噂が流れ出した。 「ある時刻になるとあの部屋のドアがバンバンと物凄い勢いで内側から叩かれている」 実際、児童だけでなく、先生や用務員の人達の中にもこれを体験した人はおり、 特に同じ1階に休憩室のある用務員の人たちはかなり怯えていた。 そしてついにある日、犠牲者が出た。 校舎内で、Aという児童が忽然と姿を消したのである。 1時間後、彼は全身を震わせながら「暗室」のドアの前に座り込んでいた。 その体からは酷い腐臭がした。 以来、「あの部屋では死んだ少年が閉じ込められた時刻、すなわち3時35分になると、 ドアを激しく叩く音がし、それに答えてしまうと中に引きずり込まれ、閉じ込められてしまう」という噂が、 児童たちの間でささやかれるようになったのである・・・ さて、話を俺の小学生時代に戻そう。 実を言うとこの暗室、俺が小学校に上がった頃にはすでに「存在しない部屋」となっていた。 いや、別に取り壊されたとかそういうことじゃない。 ただ、暗室のドアがあったと思しき場所は コンクリートで完全に塞がれ、壁と同じように塗られていた。 もちろん学校の間取り図にも暗室らしき部屋の存在は記されていない。 文字通り存在しない部屋というわけだ。 知らない人から見れば、ドアがあった場所などただの壁である。 ただ、後から塞いだドアの跡はよく見ればはっきりとわかったし、実際他の児童たちの間でもその場所は有名だった。 そんな存在しない部屋の正体を掴もうなどと少々無茶な提案をしてきたのは、 当時の俺の友達で小学生の分際でオカルト好きという変人のHという女の子だった。 Hいわく、「何かあった時に男手があった方が心強いから」ということらしい。 別に俺そんなに頑強な少年じゃなかったけどね。 俺自身は特にその話自体に興味はなかったのだが、なんとなく二つ返事でOKしてしまった。 こうして謎の部屋の正体を掴むべく俺とHは動き出したわけである。 微かに壁の向こうから音がする。 ノックと形容するには激しすぎる、 むしろ中に閉じ込められた少年が死に物狂いで助けを求めるかのような・・・ 音に聞き入ったまま動けずにいると、Hがいつの間にか壁の正面に立っていた。 右手を軽く上げる。 「おい・・・」という俺の制止は無視され、Hは二、三度軽く壁をノックする。 途端に、ピタッと音が止んだ。 放課後の廊下に静寂が戻る。 奇妙に感じるほどの静寂が。 と、次の瞬間、壁が真っ黒になっていた。 否、コンクリートの壁が、そしてその奥にあるはずのドアが、消失していた。 真っ黒に見えたのは中にある、いやあったかもしれない部屋が完全な闇だからだ。 外からの光すら飲み込んでしまう闇。 何年も、いや何十年もの間、決して光が当たることのなかった部屋と、そこに閉じ込められていた「何か」の慟哭。 闇の奥底から響いてくる壮絶な悲鳴とHの悲鳴が聞こえてきたのは、ほぼ同じタイミングだった。 Hは部屋に引きずり込まれそうになっていた。 闇の淵からHの脚を掴んでいるのは腐乱した手。 成人男性の手だ。 Hも俺も、そして闇の中の何かも悲鳴を上げ絶叫していた。 しかし他の大人たちが駆けつけてくる気配はない。 あるいは先刻の静寂の時点でおかしいと気づくべきだったのかもしれない。 しかしそんなことを考えている余裕はなかった。 何しろ目の前でHが引きずり込まれようとしているのだ。 形容しがたい恐怖が俺を襲った。 とっさにHの腕を掴み、逆に引っ張った。 脚と腕の引っ張り合い。 当然Hは痛そうで、そして怖そうな顔をしていた。 やがて男の腕はふくらはぎからくるぶしへと滑り、足首を掴んだかと思うと今度は靴を掴み、 最後には靴が脚から抜けて闇の中へと吸い込まれていった。 慟哭が破壊的なまでに強くなった気がした。

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怖い話~怪談百貨店~ : 【怖い話 2410話】「呪詛代行」のアルバイトをしていた時の話【洒落にならない怖い話 洒落怖】

洒落 に ならない 怖い 話 まとめ

洒落にならない怖い話 洒落怖とは、洒落じゃすまされないほどの怖い話をいいます。 決して気のせいではすまされない、 命に関わるほどの危険な目にあった。 そんな冗談にもならない怖い話を集めました。 背筋が凍るほど恐怖を感じたい方は覚悟して読んでみてください。 本物の心霊話は霊を呼び寄せるといいます。 何が起きても当サイトは一切の責任を負えません。 ほんのりと怖い話 ほん怖とは、めちゃくちゃ怖いわけじゃないけどなんだか怖くなるような話をいいます。 普通の話かと思いきやよくよく考えてみると怖い、現実に起こりそうな話だからこそ怖い、 そんなほんのりと怖い話を集めました。 怖い話が苦手な人はまずここから読み始めると良いと思います。 しかし読んでるときはあまり怖くなくて油断していると、 後になって思い出したときに怖くなってくることがあるので注意。 じわじわ来る怖い話 じわ怖とは、日本映画のようにじわじわと恐怖を感じる話をいいます。 読んでいるうちに世界観に引き込まれ怖くてもついつい読み進めてしまうような怖い話を集めました。 びっくり系の話が苦手な人におすすめです。 だけど夜中に読んでしまうとトイレに行けなくなるかもしれません。 じわ怖は読んでいるうちは面白いのですが、読み終わったあとに背後に誰かの視線を感じたり天井に人がいるように感じるのが特徴です。 意味が分かると怖い話 意味怖とは、普通に読んだだけではなんでもない話ですが、文章に隠された本当の意味が分かったときに怖くなる話をいいます。 ちょっとしたミステリー小説顔負けの伏線やどんでん返しに楽しめるような怖い話を集めました。 短い文章の中に仕込まれた伏線に関心させられるものばかり。 意味が分かったときのなるほど!という快感と ゾっとする恐怖はクセになります。 全て解説付きで紹介していますがまずは自分の力で解いてみるとより一層楽しめます。

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