リゼアン。 【リゼ・戌亥】やっぱりリゼアンは仲良し【アンジュ・ニュイ】

#リゼアン #リゼ・ヘルエスタ 拗ね気味甘えた錬金術師

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聞いてくれよリゼー」 「はいはい」 「ちゃんと聞いてる?」 「聞いてるよ」 リゼと夜に通話するのも珍しくなくなった。 昔は、身分の違いとかそんな面倒くさいことにとらわれていたのだけれど、リゼがその壁を壊してくれてからはもう竹馬の友だ。 もはや親友と言ってもいいのでは? でもそんなことを口にするのは少し怖い。 もし私の思う返事とは違う言葉が返ってきたらと思うと、胸が痛くなる。 だけど聞いてみたい気もするのだ。 何度もリゼに私たちの関係のことを聞いてみようと思ったのだけど、どうしても踏ん切りがつかない。 私たちはもう親友と言っていいのだろうか? 「でもとこちゃんももうすっかり馴染んだよね」 「戌亥が同期でよかったよ、ほんと。 他の人だったらこんな仲良くなれていたかはわからないからさ。 戌亥が一緒になってからリゼともより一層仲良くなれた気がするし」 これは紛れもない本音だった。 リゼと戌亥と一緒ににじさんじに入ってきて、さんばかとしてここまでやってきた。 もちろんぶつかることもあったし、けんかしたこともあった。 でもそのたびに仲直りして、一層仲良くなれた気がするはずだ。 「でもアンジュも変わったよ」 「え? そう?」 「うん。 昔は友達なんか私ぐらいしかいなかったのに、今じゃ、にじさんじでいろいろな人とコラボしてるもんね」 「そう……だね!?」 「え? アンジュ? どうしたの?」 思わず声が裏返ってしまった。 これはまずい。 「なにかあった? 大丈夫?」 「リゼ……」 「なになに?」 「もしかして、寝ようとしてない……?」 通話越しにベッドが揺れる音がした。 そして今も衣擦れの音が聞こえる。 これはたぶん、リゼがベッドの上でごろごろしている音だろう。 えっちシチュマスターの私にはわかる。 そんな異名は自分の配信でしか言わないけど。 「おー、よくわかったね。 だいじょーぶ、まだ寝ないから」 「いや、それはいいんだけど……」 「……? 変なアンジュ」 「…………!」 おいおい。 なんだよ今のセリフ!? 今のセリフは、奥さんの妹さんが旦那さんに対して言うセリフっぽくない!? 奥さんが外出してるときに、薄着の妹さんを見て、少し変な気持ちになっちゃった旦那さんが格好を注意しようとしてやっぱりやめたときに妹さんが旦那さんに対して言うセリフっぽくない!? やばい。 変な妄想ばっかりしてたら頭がおかしくなりそうだ。 ちゃんとリゼと話そう。 リゼの話に耳を傾けよう。 そうしないと私の精神がもたない! 「なんでもないよ。 「えっ、えっ」 思わず変な声が出る。 待ってよ。 だめだ、寝落ちはだめだ。 なんでこんな変な気持ちになるんだろうか。 もしかして、リゼが相手だからなのだろうか。 …………。 いや、違うなこれは。 これは単なる私の性癖だわ、うん。 とにかく今日はもう寝よう。 まだ寝るには早い時間だけど、これ以上起きていたら妄想がとまらなくなってします。 そういえば、今日もリゼに私たちの関係について聞くことができなかった。 明日こそは聞こう、聞いてやろう。 毎日毎日そんなことを思っているけど、今まで聞いたためしがない。 少し怖い。 もし、親友じゃないと言われたら。 友達じゃないよと言われてしまったら。 ……まさか。 きっとリゼと私は親友のはずだ。 いつまでも憶病な私は、なにも聞けないまま悶々とした夜を過ごす。 だけど、今のままでも別に悪くない。 人と人の関係なんて口に出さなくてもきっといいものなのだ。 だけど、言葉にしたいという気持ちも私にはあって、そんな私を今日も私は抑え込む。 「アンジュ、めちゃめちゃ慌ててたな」 思わず笑みがこぼれてしまう。 予想以上の反応だった。 寝たふり作戦大成功。 音声だって録音してある。 アンジュにははやく自覚してほしい。 私はもうこの気持ちを自覚しているというのに。 これはきっと罰だ。 いつまでもあやふやにしている罰だ。 「どうだ。 気にさせてやったぞ、意識させてやったぞ。 女としての私をな!」 高らかに、しかし小さな声で宣言する。 メスライオンが私のそばによってくるので、私はゆっくり頭をなでてやる。 「私だけ、ずっとこんな気持ちなんてずるいよねー?」 「みゃー」 「よしよーし!」 「みゃみゃ」 私はいつまでも待ってやる。 アンジュから確かめてくるのを。 もし聞かれたら、そしたら私は言ってやるのだ。 「じゃなきゃ、ここまで一緒にいないって」 ここまで読んでいただきありがとうございます。 こちらはpixivに投稿した二次創作とまったく同じものです。 次から二次創作を投稿する際には、ブログの方には少し話を付け加えて投稿しようと思いますので、確認していただけるとうれしいです。 またにじさんじの二次創作を小説を書くつもりでいます。 今のところのアイデアとしては ・アンジュがたくさんの女子から誰が本命なのか聞かれる修羅場話 ・にじさんじデスゲーム のふたつを考えています。 いつ公開になるかはわかりませんが。 気長に待っていただけるとうれしいです。 それでは。

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リゼ・ヘルエスタの前世は実況者の「みあ」?ニコニコ時代と喋り方が全く同じ!

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「んぇ」 ソファに座ってテレビ画面とにらめっこしながらゲームをしていたら、突然後ろから私の肩に重圧がかけられる。 顔を乗せてきたみたいだ。 次の瞬間には、後ろから手が回された。 「……あ、アンジュ?急にどうしたの?」 「んー」 あのアンジュが急にスキンシップを取ってくるなんて珍しい。 恋人同士となった今でも、こうしてアンジュの方から擦り寄ってくることは滅多にない。 「ほんとにどうしたの?甘えてくるなんて、珍しいじゃん」 「んー…………」 質問してみても答えてくれない。 眠いのかな?と思って頭を少し撫でてやると気持ちよさそうに目を細めるアンジュ。 目を細めた次には、ふぁぁと欠伸を一つした。 やっぱり眠いんじゃん。 眠いと甘えたになるのかな、今までそんなことはなかったはずだけど。 「アンジュ、眠いならベッドで寝な?」 「んー」 何を言ってもんーとしか答えてくれない。 頭を撫でている手を止めるとむっとした顔になったから、続けて撫でてやる。 そしたらまたふにゃってした表情になった。 可愛い。 「もぅ、言葉にしてくれないとわかんないよ…?」 「………ゼが……………」 「……え?何て言った?」 これほどまで近い距離にいるのに、全然聞こえない程か細い声で喋るアンジュ。 ほんとにどうしたのさ。 「…………リゼが、ゲームばっかで、構ってくれないから…………眠くなった」 少しだけ眉間にシワを寄せて、ムッとした表情になって言葉を紡ぐアンジュ。 あ、可愛い。 そう思った。 確かに最近追加ダウンロードコンテンツが入ったこともあって、私はこのゲームに夢中になってばっかりだった。 だからアンジュとあまり話をしてあげれていなかった。 そのせいで眠くなってしまったと。 なるほど、可愛い。 さっきから可愛い可愛いって心の中で思ってばかりだけど、本当にその通りだから仕方がない。 「ごめんね?夢中になりすぎてあんまりアンジュに構ってあげられなかったや」 「いや……うちがもっと、我慢すれば……」 年上だし……と続けるアンジュ。 そんなこと気にしなくていいのにな。 だって実際に、アンジュに甘えられて、可愛いアンジュを見れて今すっごく嬉しくなってるもん。 「いいの、甘えたい時は甘えて」 「い、いやだって、恥ずかしい……」 「可愛いからいいの!ほら、こっち来て?」 ポンポン、と自分のふとももを叩いてこちら側に来るように催促する。 それに素直に従ったアンジュは肩から顔を上げて、ソファの座る方へと回ってくる。 ふとももに置きっぱなしだったゲームのコントローラーを机の上に置いて、もう一度ポンポンとそこを叩く。 それが何を意味してるか理解したのか、アンジュは1度隣に座ってそのまま頭を私のふとももへとダイブさせる。 少し目にかかったサラサラな前髪を上にあげて、見えたおでこに軽くキスをひとつ。 嬉しかったのか、破顔したアンジュの頭をそのまま撫でてあげてると、少し経って寝息が聞こえてきた。 よっぽど眠かったようだ。 寂しそうにするアンジュは見たくはないけど、こんなに可愛いアンジュが見れるならちょっとだけ放っといちゃうのもありかな、なんて思ってしまう。 いやいや、これは悪い考えだ。 次からはしないようにしなくちゃな。 それでも、今こうして見れた可愛いアンジュをもっと堪能するために、私はゲームの画面を消してアンジュの頭を撫で続けるのであった。 _____ 「……………っ!?は、え、何でうちリゼの上で寝てるの!?」 「あ、起きた?おはよう、アンジュ」 「お、おはよう……じゃなくて!」 頭を撫でながら幸せそうな寝顔を見続けていて、かれこれ1時間ほど経った頃だろうか。 アンジュが目を覚ました。 眠すぎたせいで覚えてないのか、私のふとももの上から起き上がろうと暴れだしたけどそれを軽く押さえつける。 ふふっと微笑んでやるとアンジュは観念したのか、暴れることをやめてその代わりに手で顔を隠してしまった。 耳まで真っ赤になっちゃって、可愛いなぁ。 「うぅ………しぬんだぁ……」 「死なない死なない。 こんなに可愛いアンジュは私が死なせないもん」 そう言ってやると、アンジュは身体をひっくり返して私のふとももの方へと顔を向けてしまった。 むー!と羞恥心に悶えているようだ。 少しくすぐったい。 「ふふっ、アンジュ。 今日も本当に可愛いよ」 真っ赤になった耳に顔を近づけてそう囁いてやると、アンジュはキャパオーバーしてしまったのか「きゅう……」という声を漏らした。

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