グリセリン 石鹸。 グリセリンとは…成分効果と毒性を解説

グリセリン とは

グリセリン 石鹸

石鹸の種類 石鹸の種類は、大きく用途と形によって区別することができます。 用途別 石鹸の種類を区別するひとつの目安が用途によって分けること。 まず石鹸の中で多いのが「化粧石鹸」と呼ばれるもの。 化粧石鹸とは、身体や顔を洗うための石鹸で、日本の法律では化粧品として扱われていることから化粧石鹸と呼ばれています。 化粧石鹸と同じく、よく見かけるのが「薬用石鹸」。 薬用せっけんは、殺菌や消毒を目的にした石鹸で、身体や食器、ふきんなどを殺菌・消毒するために用いられます。 なお、この薬用石鹸は法律的には医薬部外品として扱われています。 そのほかの石鹸には、手洗い用の固形石鹸や洗濯機用の粉石鹸といった洗濯用石鹸、食器洗いや食品に使用する台所用石鹸などがあります。 さらに石鹸の中には、ペット用や海外から輸入されたものなど、日本の法律では扱えないものもあります。 これらはひとまとめにされて「雑貨石鹸」と呼ばれています。 手作りしたハンドメイド石鹸も、この雑貨石鹸に含まれます。 形状別 石鹸を区別するもうひとつの方法が、形によって分けること。 石鹸は製造段階によって使用するアルカリによって、固まりやすさが変化するもの。 そのため、出来上がりの形や溶けやすさなども異なります。 石鹸といったとき、まず頭に浮かぶのが固形石鹸。 固形石鹸はアルカリに水酸化ナトリウムを使用したもので、ナトリウム石鹸と呼ばれることもあります。 このナトリウム石鹸を使いやすいサイズに成型したものが固形石鹸。 この固形石鹸の中には業務用の大きなものもあります。 この固形石鹸を一回分として薄く加工した紙石鹸と呼ばれるものも販売されています。 一方、アルカリに水酸化カリウムを使用したカリ石鹸は常温でも柔らかくなるのが特徴。 このカリ石鹸に水を加えたものが液体石鹸です。 液体石鹸はハンドソープやボディソープに使用され、ゲル状や泡状の形で使われることもあります。 原料の違いによる種類 石鹸は形や用途だけでなく、使用する原料によっても大きく異なったものになります。 油脂の違い 石鹸の主成分となるのが動植物の油脂。 この油脂にどのようなものを使用するかによって、石鹸の特徴に違いが生まれます。 たとえば、石鹸によく使用されるヤシ油の場合、泡立ちがよく、高い洗浄力が特徴。 ただし、乾燥しやすい、刺激が強いといったデメリットがあります。 一方、オリーブオイルを使用する場合、泡立ちはヤシ油に劣りますが、洗浄力は同等。 さらに、刺激が低いため、肌に優しい石鹸になります。 もっと肌に優しい石鹸の場合、牛脂が使用されることも。 牛脂というと、石鹸の原料というイメージはありませんが、きめ細かい泡が生まれ、さらに人間の皮脂と成分構成が近いため、しっとりとした洗いあがりの石鹸になります。 脂肪酸の違い 石鹸は製法によっては、油脂ではなく脂肪酸を直接反応させるものもあります。 その場合、脂肪酸の種類によって石鹸の特徴も異なります。 たとえば、ヤシ油などに含まれるラウリン酸は、冷水でも溶けやすく洗浄力の高い石鹸に。 その他、オレイン酸の場合は麻が細かい、パルミチン酸の場合は泡の持続力が長いといったように、それぞれの特性を利用して石鹸が作られます。 石鹸の製法 石鹸を作るためには様々な方法があり、その方法によってもメリットやデメリットが生まれます。 機械練り石鹸 「機械練り石鹸」とは、文字通り機械で練った石鹸のこと。 この機械練り石鹸の場合、中和法という方法で石鹸が作られます。 中和法とは、石鹸に使用する油脂をあらかじめ脂肪酸とグリセリンというふたつの成分に分離させておくのが特徴です。 その中から脂肪酸だけを取り出し、アルカリと反応させることで石鹸を作る方法。 そのため、機械練り石鹸の場合には短時間で形のよい石鹸を大量に生産することができます。 また、溶けにくいので型崩れしにくく、長期間使えるのが機械練り石鹸の特徴です。 ただし、機械練り石鹸にはいくつかのデメリットがあります。 まず、機械練り石鹸の場合添加物が加えられていることが多いということ。 特に機械練り石鹸では、添加物が表記されないこともあるのが大きなデメリットです。 というのも機械練り石鹸の場合、あらかじめ油脂に化学物質を添加しておくと、成分表には添加物ではなく「石鹸素地」として表示されるため、パッケージの成分表示からは添加物が入っているかどうかを読み取ることができません。 そのため、天然の石鹸ではなく、合成の界面活性剤が含まれている複合石鹸であるケースも少なくありません。 もちろん、すべての添加物が悪いわけではありませんが、添加物に注意したい、肌荒れしやすいといった人の場合には、機械練り石鹸を使うときには注意したほうがよいかもしれません。 枠練り石鹸 機械練り石鹸に対するもうひとつの製法が「枠練り石鹸」と呼ばれるものです。 枠練り石鹸にはいくつかの作り方があります。 まずもっとも伝統的な製造法が釜炊き鹸化法というもの。 釜炊き鹸化法はホットプロセス、バッチ法とも呼ばれるもので、釜に入れた原料の油脂とアルカリを加熱しながらかき混ぜて、反応を起こして石鹸を作る方法です。 釜炊き鹸化法には、さらにふたつの種類があり、ひとつが反応によって得られた石鹸ニカワを石鹸素地とグリセリン、不純物に分ける「鹸化塩析法」、もうひとつが、石鹸ニカワを塩析せず、そのまま石鹸として仕上げる「焚き込み法」です。 「鹸化塩析法」の場合、最終的な仕上げをする前に何度も石鹸ニカワを塩水で洗って不純物を取り除くため、純度の高い石鹸を得ることができます。 一方の「焚き込み法」の場合、塩水で洗うことをしないため、出来上がった石鹸には石鹸素地だけでなく、グリセリンや反応しなかった油脂、不純物も残ったまま。 つまり、純度が低い石鹸ということになりますが、これらの不純物が保湿剤の働きをすることもあり、結果的に肌に優しい石鹸になります。 この「焚き込み法」は、家庭で作る場合や、小規模に作られる石鹸の作り方として一般的です。 また、アルカリに苛性カリを使用した石鹸では、液状のまま固まらないため塩水で洗うことができません。 そのため、液体石鹸を作る場合には「焚き込み法」が用いられるのが一般的です。 石鹸の作り方には、「冷製法」と呼ばれるものもあります。 「冷製法」は「コールドプロセス」とも呼ばれている作り方で、油脂にアルカリを加えて混ぜたあと、熱を加えない方法です。 「冷製法」では、油脂とアルカリが反応をする熱だけで石鹸ニカワを作る方法で、家庭でも簡単に行うことができます。 この「冷製法」も、石鹸ニカワを塩水で洗わずに仕上げるため、石鹸の純度は高くはありません。 しかし、すでに説明したように、石鹸に残った不純物が肌にとってプラスに働くことも。 そのため、未反応の油脂を多く残すように石鹸を作り、洗浄力をマイルドに仕上げることもあります。 これらの枠練り石鹸は、大量生産はできませんが、無添加の石鹸を作れるという点がメリットですが、機械練り石鹸に比べると、泡立ちがよくない、価格が高くなるというのがデメリットです。 まとめ 原材料や製法によって大きく品質が変わる石鹸。 興味が出てきたという方は、さらに詳しい知識を学んでみてはいかがでしょうか。

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せっけん作りをする時のポイント せっけんは想像以上に早く固まってしまいます。 もし紙コップの中で固まってしまったら、電子レンジで再加熱してください。 溶かす前に入れる香料や色のイメージを決めておくと、スムーズに作業を進められます。 加熱の際、溶けたせっけんはとても熱くなっていますので、手にかからないようにしましょう。 また、プラスチックのコップは溶けてしまうので、加熱用に使用しないでください。 注意しておきたいこと せっけんは人の肌に直接触れるものです。 そのため、いくつか注意していただきたいことがあります。 エッセンシャルオイルについて 天然の精油(エッセンシャルオイル)を入れる場合は、刺激の少ないラベンダー、オレンジ・スイート、ユーカリ・ラディアタ、ティートゥリーなどがオススメです。 また、100円ショップなどで販売しているアロマオイルは、肌に直接使用するせっけんには適しません。 香りのバリエーション豊かな化粧品グレードのフレグランスオイルもあり、アロマクラフトの材料を扱うネット販売サイトなどで入手できます。 保管の方法について 成分中のグリセリンは空気中の水分を引き寄せて水滴がつくことがあります。 使用の際は、水切りのよいソープディッシュを使用してください。 保管する際は、食品ラップでぴっちり包んでください。 また、手作り品のため、できるだけ早めに使うようにしましょう。 香りの成分は揮発性の油ですので、日に日に薄くなってしまいます。 アレンジの仕方は無限大 手作りせっけんはとても簡単にできるということが、おわかりいただけましたでしょうか? お子さまと一緒に楽しむことはもちろん、夏休みの自由研究にもぴったりです。 お好みでホホバオイルを加えたり、自分の肌に合わせてアレンジできるところも手作りせっけんの魅力です。 自分の好きな色、好きな香りで作った透明感あふれるせっけんは、想像以上に癒されますよ!寝る直前に手を洗うと、よい香りに包まれて眠ることができます。 ぜひお試しください。 最初はキットを使って作るのもおすすめ 必要な材料がまとめて手に入るキットは初心者向けのものも多くておすすめです。 様々なキットがありますので、お気に入りのものを見つけてみてください。 せっけん作りのワークショップも開催しています 実際にワークショップで石鹸作りを体験してみませんか?宝石せっけんやアイスキャンディソープなどが作れるワークショップを定期的に開催しています。 素敵な休日の過ごし方のひとつとして、ぜひお気軽にご参加ください!.

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自由研究で作ったグリセリンソープ使い方と効果・身体や髪も洗える!|三つ子の花咲いた♪

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でも、日本では家庭で手作り石けんを作るという習慣は始まったばかりで、参考になるはずの本の中には、科学的にみて疑問を感じる情報もあります。 今、石けん作りで、常識のように伝えられている情報について、少し考えてみましょう。 一見もっともらしい説明ですが、よく考えてみると疑問が生じます。 グリセリンはとても水に溶けやすい性質を持っているので、石けんで洗顔後、すすぎの時に全部流れてしまいます。 グリセリンだけ顔に塗って、すぐに水で洗い流しても保湿間は得られません。 また、市販の液体石けん(カリ石けん・石けんシャンプー)にはグリセリンが残っていますが、それらで洗顔しても、手作り石けんのような保湿力はありません。 手作り石けんに保湿力があるのは、未反応の油脂が石けんの中に残っていて、洗顔後その油脂が皮膚に残るからです。 また、グリセリンや油脂が適度に残っていることにより、純石けんより洗浄力が弱く、皮脂をとりすぎないのも保湿力を感じる理由です。 しかし、実はそういうものではないのです。 例えば食用のスイートアーモンドオイルは石けん作りに人気のある高級オイルですが、その脂肪酸組成をみると、オレイン酸が66. 3%、リノール酸が22. 3%となっています。 ところが、オリーブオイルを80%、グレープシード油を20%の割合で混ぜると、スイートアーモンドオイルとほぼ同じ脂肪酸組成になり、できる石けんの性質、使用感は、まず見分けることができないくらい似たものになります。 高価な油は、生産量が少ない、精製に手間がかかるなどの理由で高価なのです。 つまり、高価な油を使わなくても、いい石けんはできる。 逆に、高価な油を使っても、油の組み合わせによっては、無駄になるということです。 どういう脂肪酸組成が自分にとって理想的かを考えましょう。 しかし、多くのハーブソープは、作るときにハーブティーを使うだけ、あるいはエッセンシャルオイルを加えるだけです。 このようなハーブソープは、あまりにハーブ成分の量が少なく、ハーブの持つ効能を生かしているとは言えません。 ハーブの成分を十分に生かした石けん作りは別のアプローチが必要です。 ハーブエキスを使った石けんや、大量のハーブを使った「本物のハーブソープ」作り方は別のページに説明しています。 しかし、卵や牛乳は、最も失敗しやすい素材です。 石けん作りに使う苛性ソーダの「苛性」とは、皮膚(タンパク質)を変質させるという意味です。 卵や牛乳もタンパク質からできているので、苛性ソーダと触れたとたん変質して、発熱したり、固まったりします。 その結果、できた石けんも固まりにくく、腐りやすいうえにタンパク質が分解したアンモニア臭がします。 確かに、牛乳風呂や、卵白を使ったパックは肌や髪に優しいのですが、苛性ソーダで変質したタンパク質は、いわば「ゆで卵」のようなもので、肌や髪に優しいかどうかたいへん疑問です。 しかし、エッセンシャルオイルには、アルカリに弱く、苛性ソーダに触れると加水分解して、においが無くなったり、他のにおいになったりする「エステル」という成分が多く含まれています。 そのため、石けんに入れこもうと思うと、苛性ソーダに負けないくらい大量のエッセンシャルオイルが必要になるわけです。 しかし、石けんは直接肌に触れるものなので、あまり大量にエッセンシャルオイルを加えるのは考えものです。 エッセンシャルオイルの中には、皮膚に刺激があるものや、光に当たったらシミができやすいもの、妊娠中には使用を控えた方がいいものなどがあるからです。 しかし、反面、油くさい、べとべとする、ニキビが増えると言った苦情も多い石けんです。 手作り石けんは、石けんの中に原料油脂を10%程度残して作られることが多く、グリセリンを除くこともないので、市販の浴用石けん、無添加石けんより保湿力の高い石けんになりますが、オリーブ石けんは特に保湿力が高いため、洗顔後、皮膚にオイルを塗ったような状態になります。 乾燥肌の人には、しっとりすると評判がいいのですが、脂性肌の人が使うとべたべたした仕上がりになり、使い続けると、常に肌に過剰のオイルがのった状態になって、ニキビの原因にもなります。 手作り石けんを作るならば、まず、自分の肌質を知り、肌質にあった原料油脂を選ぶ必要があります。 では、ミネラルウォーターや湧き水のような「おいしい水」は石けん作りに使うことはできないのでしょうか? 答えは、「使わない方が良い」です。 ミネラルウォーターをおいしく感じるのは、微量に含まれている鉱物成分(ミネラル)のおかげですが、この中に含まれる銅、マンガン、鉄、クロムなどの金属は、ごく微量でも触媒となって油脂の酸化を促進させます。 おいしい水を使って石けんを作ると、酸化されやすい石けんができてしまうのです。 ステンレスは鉄、クロム、ニッケルの合金で、石けん作りにステンレス製のボールや泡立て器を使うとこれらの金属が溶け出して、やはり酸化しやすい石けんができてしまい。 ステンレス器具を使わない石けん作り、できあがった石けんの酸化防止、保存方法については別に詳しく説明します。 石けんを作るときは濃度にして約30%の苛性ソーダ溶液を使いますが、このような高濃度の苛性ソーダ溶液はきわめて危険で、皮膚についたら激しく皮膚を侵し、ほんの1滴でも目にはいると失明のおそれがあります。 はじめは、おそるおそる慎重に扱っていても、少し慣れてくると、誰でもちょっとした不注意をすることがあり、事故はこのようなときに起こります。 このような危険な薬品を家庭に持ち込むのですから、相当慎重になった方がいいでしょう。 この本では、安全に石けん作りを楽しめるよう、ペットボトルを使った石けんの作り方を紹介します。 しかし、酸化した油には過酸化脂質が含まれていて、皮膚に塗ると、炎症や色素沈着が生じるとの研究もあります。 また、家庭から出る廃油の原料油脂はキャノーラ油、大豆油、紅花油、コーン油などですから、いずれも、なかなか固まらず、すぐに溶け崩れる石けんになります。 廃油石けんは、液体石けんにして食器洗い、お風呂洗いなどに使う方がよいでしょう。 パーム油、ココナッツ油、キャスターオイル(ひまし油)に、グラニュー糖とアルコールを加えれば、透明石けんを作ることはできます。 しかし、透明にするため、使う油脂が限定されるので、できあがった石けんは汚れ落ち、泡立ちが悪く、肌にも優しいとはいえません。 せっかくの手作り石けんですから、見栄えより質を選んだ方が良いでしょう。 ん?「ジェル化」って何だろう?という疑問が生じます。 ジェル化: jel, jelly, gel などを語源とする和製英語です。 しかし、jelはjellyからもわかるように「ゼリー状の」という意味です。 石けんがゼリー状になるのでしょうか? 一部の人がいう「ジェル化」とは、手作り石けんでトレースが出た後に保温するとき、温度条件がいいときには透明の石けんができる、悪いときには半透明(マット状)の石けんができることをいうようです。 そして、透明の石けんはいい石けんということらしいです。 この時何が起こっているかというと、温度条件が良く、鹸化反応がうまくいくと、石けんがうまく結晶化して透明になる、しかし、うまくいかなかったときは不透明になっていると考えられます。 ちょうど、氷を作るときに急速に凍らせると白い氷ができるのに、ゆっくり凍らせると透明な氷ができるのと似ています。 つまり、一部で「ジェル化した」石けんとよばれているのは、うまく「結晶化した」石けんとよぶ方が正しいのではないでしょうか。 「ジェル化」という言葉は科学的にも、あまり正しい使い方ではないと思います。

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