ものづくりの町、西陣にて脈々と受け継がれる京流防具の名店、東山堂西陣本店 東山堂本店が位置する京都西陣といえば、西陣織に代表されるように京都のものづくりの町として知られています。 永年に渡り国内はおろか海外の剣道家に、高品質かつ安心安全な剣道具を提供し続けてきたのが東山堂で、その本社と本店を構えているのがここ西陣です。 西陣といえば、戦国時代の幕開けと呼ばれる応仁の乱で、山名宗全率いる西軍が陣を引いた場所でもありますし、少し足を延ばせば禁門の変が起こった蛤御門や大政奉還が行われた二条城も近隣に位置します。 そんな大きな歴史のうねりがあったこの場所で、脈々と受け継がれている京流の剣道防具が丁寧に作られています。 職人さんと聞くと、なにか頑固で気難しい印象があるかもしれませんが、東山堂本店では、お客様と職人との距離をもっと近く感じていただくために、店内に工房を設置し、もっと気軽に話をしたり、製作工程をじっくり見ていただくようにしました。 剣道の防具や竹刀、道着袴もインターネットで購入する時代になったとはいえ、実際にご来店いただき、職人がどのような勘所を以って防具を製作しているのかをお客様ご自身の目で確かめていただきたいと思っています。 勉強熱心なスタッフとの会話のなかで、一生使っていただけるような剣道防具との出会いがあるよう一期一会の精神でお客様に来店いただけるよう努力しております。 業界随一の剣道防具ショールーム 東山堂本店三階には業界一とも呼べる大規模な剣道防具のショールームがあり、合戦の陣営を連想させるような剣道防具の陳列はまさに壮観で、真剣を目の当たりにしたときのような緊張感すら走ります。 東山堂オリジナルで高級手刺防具としては空前の売上を記録した光琳・光悦シリーズの防具をはじめ、軽量実戦型や完全カスタマイズされたもの、さらには様々なメディアでも注目を浴びたハローキティとのコラボ防具も陳列されています。 剣道をしていなくても、防具の博物館に来たような楽しくなる空間が、東山堂本店のショールームです。 本物を求めて本物が集う 東山堂は本物であることにこだわってきました。 いくら見た目がよくても基本中の基本がしっかりなされていないといけないという信念のもと、外観から見えない基本構造こそ東山堂が一番注力しているところです。 その結果として全日本選手権や世界選手権に参加されているような有名選手も集い、職人と防具談義をしたりすることもあります。 そしてそういったなかでよりよい安全な防具、勝つことにこだわった防具など多種多様な要望をかたちにして現在に至っています。 剣道の未来のためにやっていること 東山堂の社是は「利真於勤(利は勤るに於いて真なり)」です。 つまり一所懸命に働いた結果として利益は後でついてくるという概念です。 今目の前のお客様に喜んでいただくためにどうしたらいいのかということを考えながら、毎日取り組んでいますが、この「今」の積み重ねが未来に繋がっていくと信じています。 そのためには、せっかくの防具製作の技術や技法が廃れてしまわないように、職人の育成に力を注いでいます。 若年層を中心にこれからの防具製作を担っていく未来の職人を育てていくのが、ひいては剣道の未来にも繋がっていくのです。 そして子供たちも剣道が楽しいと思ってもらえるように、東山堂剣道練成会を毎年実施して、子供たちが有名選手たちと稽古ができるような機会を提供しています。
次の朝は仕入れ優先タイム! 9時までは仕入れの方の優先時間です。 店を回っている買い付けている人を見かけたら、邪魔にならないようにしましょう。 食事は店内か店舗前で! 食べ歩きは通行人の迷惑になります。 飲食は店内又は指定の場所でお願いします。 預けよう! 通行の妨げになるので、キャリーバックはコインロッカーに預けてください。 ベビーカーは案内所「ぷらっと築地」でお預かりすることも可能です。 少人数で動こう! 場外の路地は狭く店も小さいです。 団体行動は控えてください。 お子様の手は離さずに歩いてください。 撮る前に声がけ! お店で写真を撮るときはお店の方に確認しましょう。 撮影禁止のお店には注意書きがあります。 食品には触れないで! 大切な売り物です。 触ったり指で押す行為が商品価値を下げてしまいます。 特になまものなどの売り物には手を触れないでください。 必要なときはお店の人に聞きましょう。 値切らず買おう! 厳選品を卸売価格で販売しています。 値引き交渉という習慣は築地にはありません。 決められた場所で吸おう! 喫煙は所定の喫煙所で。 歩きタバコ、ポイ捨てはやめてください。
次の東山堂聖護院店は、 日本刀や居合刀、甲冑といった日本古来の武具の専門店です。 2007年に京都・岡崎にオープンして以来、国内外の武道家の方々をはじめ、京都観光にお越しの方々など多くのお客様で賑わっております。 聖護院店は、 アメリカ人建築家のジェフリー・ムーサスが築100年以上の町屋をリノベーションしたデザイナーズショップで、国内外のテレビ・雑誌等で多数取り上げられているユニークなお店です。 その洗練された空間の中にも町屋の懐かしさがところどころに混在する、まさに温故知新を体現した構造になっており、多くの著名人も訪れるスポットです。 一階には、居合刀と呼ばれる居合道の練習用刀剣がぎっしりと壁に展示されています。 居合刀は 常時 50振以上の在庫をご用意しているだけでなく、ここ聖護院店だけにしかない店頭限定モデルもございます。 またショーディスプレイも鎧兜や刀たちで彩られており、夜になればさらにその美しさを際立たせせてくれます。 さらに鍔や目貫、縁頭といった拵金具や、合気道袴や居合道着といった武道用衣類、弓道具、書籍なども所狭しと並んでいます。 二階へ通じる階段を上がっていくと壁には、様々な流派の木刀が壁を覆いつくさんと陳列されています。 京都の町屋の階段は幅が狭くで急角度なことで知られていますが、もともとあった階段の踏板を活かしながら、蹴込を取りステップラダー状にすることで、現代の歩幅に合わせ、便利でありながらどことなくお洒落な空間を演出、まさに用の美を表現しています。 階段を上るとアンティークや現代物の真剣、日本刀のショーケースが目の前に現れます。 カウチソファーにゆったり座って商談いただくスペースもございますのでじっくりと真剣を手に取ってご覧いただけます。 通り側には大きなウィンドウが、自然光を室内にたくさん取り込んでくれます。 数領の甲冑は通りに向かって陳列されていますので、後ろ姿しか見れないものもあるのですが、甲冑は後ろからみても美しいものだったと再認識いただけると思います。 二階もさらに奥へ進んでいただくと、伝統的な和室に 繊細な光を放つ刀剣と力強い威厳を放つ甲冑があなたを出迎えてくれています。 ちょっと非日常的で、思わずタイムスリップしたような不思議な気持ちになる空間が演出されています。 国内外を問わず毎日本当に多くのお客さまの来店でにぎわう店舗、それが東山堂聖護院店。 京都のお越しの際はぜひお立ち寄りください。
次の